スペイン、ガリシア州にある巡礼の宿場町サリアは、首都マドリードや地中海沿いの人気の街バルセロナからは遠く離れた地。日本からのアクセスも大変です。今回、空路でエミレーツ航空を使用してドバイ経由、まずはマドリードへ。マドリードからは約3時間、新幹線でガリシア州オーレンセに到着です。オーレンセからさらにバスに乗り換え約1時間、ようやくサリアに到着。巡礼の街らしい教会の形を模したホテルに入りました。近くのレストランやスーパーで夕食をとり、この日は早めに休みます。
巡礼1日目はサリアからポルトマリンまでの22.7kmを歩きます。
一日をかけて標高差約400mの峠を越えます。一部急な上りや下りもありますが基本は緩やかな上り下りです。サリアの町を出ると早速、サンチャゴ・デ・コンポステラまでの距離と方向を示すモホン(標識)があり、距離は「Km113.460」とありました。巡礼路上に点在する村には古い教会があり、空いていれば中に入ることもできます。
この日はポルトマリンからパラス・デ・レイまでの約24kmです。
ポルトマリンからはしばらく急な上り坂になりますが、高台に出るとしばらくは緩い上り坂になります。スレート岩を積み上げた家が立ち並ぶゴンザール村、古代ケルト人の住居跡であるカステロなどを通ります。古代ケルトからの伝統を受け継ぐ高床式の建造物オレオもよく見られるようになってきます。お昼は、ハンバーガーが旅行者に評判というお店をガイドさんに教えてもらいました。
この日は28.9km。この日は午前中雨で、午後から晴れてきました。スペインには珍しく、ガリシア州は降水量が多い場所なので雨に降られるのは致し方ありません。
標高は徐々に下がっていきますが、アップダウンが多いので5日間のうちで最も体力を使う日かもしれません。
この日の楽しみはちょうど中間地点にある町メリデ。ガリシア州名物のタコ料理で特に知られている街で、街に数軒あるプルペリア(タコ料理専門店)はどこも大繁盛です。柔らかく茹でたタコにパプリカとオリーブオイルをかけていただきました。
この日は28.9km。5日間コースだと2日連続で30km弱を歩きます。アップダウンは前日ほどではなく比較的歩きやすいコースです。コース終盤には丘がありこの日一番のアップダウンを越えるとホテルに到着です。丘の上にはサンチャゴ・デ・コンポステラ空港があり、ゴールが近いことを感じさせてくれます。
この日のランチはトルティージャ。通常は中までしっかり固めてあるトルティージャですが、今回食べたのは半熟でトロトロ。今回の旅でもっとも印象に残るトルティージャでした。
最終日は11.1km。今までに見慣れていた美しい田園風景の中の道は間もなく終わり、坂をのぼるとゴゾの丘に到着します。巡礼者はここで初めてサンチャゴ・デ・コンポステラの大聖堂を遠くに望むことがでました。この日は雲が多かったのですが、何とか聖堂の塔を見ることはできました。ここを過ぎると市街地に入ります。そして到着。大聖堂のファサドに面したオブラドイロ広場です。長い間巡礼の道を歩いてようやく到着した人々の歓声が響き渡っていました。
昼は巡礼者で混んでいたため、夜のミサに参加。ボタフメイロで身を清めました。
2024年度ツアーを現在準備中です。下記ボタンより発売お知らせメール登録をしていただきますと2024年度ツアーの発売日が決まりましたら事前にご案内をさせていただきます。ツアーにご興味をお持ちの方は是非ご登録をお願いします。