旅行に役立つ観光ガイド

【初心者向け】必見のスキーの滑り方や練習のポイント、おすすめスキー場を徹底解説

8 更新日:

【初心者向け】必見のスキーの滑り方や練習のポイント、おすすめスキー場を徹底解説

「今年の冬はスキーに挑戦したい!」と思っている方もいらっしゃるかと思います。最近はウェアやスキー板などのレンタルの品揃えも豊富で、道具を一式揃えなくても手軽に挑戦できるスキー場も多くあります。また、いわゆる「ゲレ飯」が堪能できるスキー場や、スノーパークで遊べるスキー場、スキー場の近くに温泉付のホテル・宿もあり、スキーだけでなく、いろんな面で楽しむことができます。
とはいえ、初めはスキーの滑り方もよくわからず、安全に滑れるか心配という人も多いはず。そこで今回は、スキー初心者のために、スキーの滑り方や楽しむコツを解説します。初心者向けのおすすめスキー場もご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

    1. はじめに。スキーを楽しむための心構え

    初めてスキーに挑戦するとなると、「うまく滑れるか」や「転んでケガをしたりしないか」など、色々と不安に思うことも多いですよね。

    スキー初心者にとってまず大事なことは、最初からうまく滑ろうと気負わず、「ちょっとスキーをやってみよう」という心構えでのぞむことです。スキーでは、重心を移動させるなどのコツが必要になりますが、初心者のうちは体の使い方に慣れず、疲れやすくなりがち。

    その状態で無理に練習をしても、楽しいと思えなくなってしまうので、疲れたりつらいと感じたりしたら適宜休憩を挟むようにしましょう。「ちゃんと時間をかけて練習しなきゃ」とは思わず、雪山の景色やゲレンデでの食事など、ほかのことも楽しみながら、決して無理をしないことが大切です。

    2. スキーを安全に滑るために知っておきたいこと・ポイント

    スキー初心者は、まずは安全に滑るために大切なポイントを押さえておく必要があります。ここでは、スキーをするうえで必ず知っておきたい、3つの大切なポイントをご紹介するので、しっかりと目を通してくださいね。

    2-1. スキー板を正しく装着する

    スキーを安全に滑るためには、何よりもスキー板を正しく装着することが重要です。スキー板の「ビンディング」という金具でスキーブーツを固定する際、まずはビンディングの部分とスキーブーツについた雪を落とし、きちんと固定できる状態にしましょう。雪が固まって取りにくい場合は、ストックを使うと取れやすくなります。

    ビンディングのかかと部分を踏み込んでパチッと音がしたら、装着できた合図になりますが、念のため左右の足できちんと固定されているか、緩みはないかなど、足を動かして確認してくださいね。

    2-2. スキーの基本姿勢を保つ

    スキーは、体の重心を移動させて方向転換をするもの。そのため、スキーをする際は重心を移動させやすいよう、膝を軽く曲げた前傾姿勢が基本です。

    また、上半身は猫背にならず、普通に立っているときのように、背筋を自然に伸ばした状態をキープしましょう。特に斜面を滑る際、初心者は緊張して上半身を後ろに倒しすぎたり、前に傾けすぎたりしてしまいがちですが、平地でも斜面でも基本姿勢を保つことを意識してください。

    2-3. 目線を進行方向に向ける

    初心者はつい、目線を足元に向けてしまいがちですが、目線は必ず進行方向に向けましょう。車の運転と同じく、目線を進みたい方向に向けることにより、体の使い方もうまくなっていきます。

    目線が上がることで、進行方向の地形や周囲の状況などを把握できるようになり、危険を回避して安全に滑れるようになるでしょう。また、目線と体の向きを合わせると、より重心移動がしやすく、スムーズに方向転換ができるようになりますよ。

    3. 【初心者向け】スキーの滑り方の練習方法・コツ

    安全に滑るためのポイントを頭に入れたら、早速練習開始です。スキー初心者がマスターするべきことは、転び方・立ち方・滑り方・ターンの4つ。どんな人でも初めは転ぶので、滑り方よりも、まずはケガをしないように転ぶ方法から押さえておくのが大事です。ここでは、それぞれ順にご説明します。

    3-1. 転び方

    滑っている際に転びそうになったときは、なるべく低姿勢でおしりから地面につくようにしましょう。真っ先に手をつくと、腕や肩が骨折してしまう可能性があります。

    また、このときおしりがスキー板の間にくると、そのまま滑ってしまう可能性があるので、両足はスキー板が平行になるようにそろえ、おしりがスキー板の外側につくように意識することも大切です。

    3-2. 立ち方

    転んでから立ち上がる際、まずは体を斜面に対して横向きに倒し、スキー板を平行にして、「女の子座り」のような体勢をとりましょう。斜面に対して横向きになることで、スキーが滑り出してしまうのを防げます。

    その後は、スキー板を平行に揃えたまま、斜面にエッジを立てて体を板に近づけ、板の上に体を乗せましょう。このとき、ストックをついて支えにすると、起き上がる際にバランスを取りやすくなります。

    3-3. 滑り方

    初心者はまず、足を八の字にする「ボーゲン」とよばれる基本の滑り方をマスターしましょう。

    上で述べた基本の前傾姿勢を崩さず、足を八の字にキープすることがポイント。滑っているうちに足が開きすぎたり閉じすぎたりしないよう、太ももの内側に力を入れるよう意識するとよいでしょう。

    かかとを開くと減速、閉じるとスピードが上がるので、うまくコントロールすることでスピード調整ができます。

    3-4. ターン

    基本の滑り方ができるようになったら、次はターンの仕方です。初心者は「ボーゲン」を基本とすることを意識してくださいね。

    方向転換の際は、重心を体の中心から外側の足(左に曲がる場合は右足)に移動させます。そうすることで体がターンしたい方向に向かうため、ターンし終えるタイミングで、重心を元に戻しましょう。ここでも上で述べたように、進行方向に目線を向けることが大事です。

    4. 主なスキーの滑り方を紹介

    スキーの基本的な滑り方は、安全にスピードをコントロールし、停止することから始まります。ここでは、初心者が最初にマスターすべき2つの重要な滑り方をご紹介します。

    4-1. 停止と減速の基本「ボーゲン(プルークボーゲン)」

    ボーゲンは、スキー板の先端をハの字に広げることで、自然に減速・停止ができる、安全確保のための最も基本的な滑り方です。

    • ・ハの字にした板の内側のエッジが雪面を捉え、初心者でも容易にスピードを制御し、停止できる。
    • ・板がハの字になることで安定性が増し、バランスを取りやすい。
    • ・停止する際は、両方のスキー板に均等に体重をかけ、板のテール(後端)で雪をしっかりと押し出すイメージを持つ。
    • ・板を広げすぎず、また交差しないように、足首と膝を軽く曲げた状態で適度なハの字の角度を維持する。

    4-2. 斜面を横切る「横滑り(トラバース)」

    横滑り(トラバース)は、板を斜面に対し真横に保ち、斜面を横切るように滑走し、速度を調整する技術です。ターンの前段階として非常に重要です。

    • ・直滑降を避け、斜面を斜めに滑ることで、効率的に速度を落とすことができる。
    • ・真横に滑る感覚を掴むことで、斜面に対する恐怖心を軽減できる。
    • ・停止している時や横滑りしている時は、山側(上側)のエッジを軽く立てて雪面に食い込ませる意識を持つと安定する。
    • ・曲がりたい方向(谷側)に視線を向け、体を少しだけ斜面下側へ傾けると、自然に滑り出すきっかけとなる。

    5. ターンの種類を紹介

    初心者が安全にゲレンデを移動し、楽しむためには、スピードをコントロールしながら効率よく方向転換するターンの技術が不可欠です。

    5-1. プルークターン

    プルークターンは、ボーゲン(ハの字)の姿勢を保ったまま、左右どちらかの板に体重をかけることで、緩やかに方向転換する技術です。初心者が最も早く習得し、安全に斜面を滑り降りるための基本となります。

    • ・常にハの字で減速状態を保てるため、速度を抑えたまま安全に曲がることができる。
    • ・曲がりたい方向と反対側の板(外足)に体重を乗せていくという、ターンの基本となる体重移動を学ぶ。
    • ・例えば右に曲がるなら左足、左に曲がるなら右足に、意識的にしっかりと体重を乗せる。
    • ・視線は常に進行方向へ向け、上体は谷側(下)に向かって安定させ、内側に倒れすぎないように注意する。

    5-2. シュテムターン

    シュテムターンは、プルークターン(ボーゲン)と、板を揃えて滑る上級技術(パラレルターン)の橋渡しとなる技術です。ターンを始める際、片足だけハの字に開き(シュテム操作)、効率よくターンを導入します。

    • ・ターンを開始する際、外側の板をハの字に開く(シュテム)という動作が、スムーズな方向転換のきっかけとなる。
    • ・ターン後半で開いた板を、徐々に平行(パラレル)に揃える練習になり、上級者技術へのステップアップに役立つ。
    • ・ターンを開始する際、外側の板だけを静かにハの字に開き、すぐにその板に体重を乗せていくことが大切。
    • ・ターンが終わる直前に板を揃え、次のターンに向けて重心を素早く移動させる練習を意識的に行う。

    6. ターンを練習する際の4つのポイント

    ターンの練習は、安全に楽しく滑るために不可欠です。初心者が効率よくターンをマスターするために、次の4つのポイントを意識しながら練習に取り組んでみましょう。

    6-1. 外側の板(外足)への確実な荷重

    ターンを成功させる最も重要な要素は、曲がりたい方向と反対側の板(外側の板)にしっかりと体重を乗せることです。内側の板に頼りすぎると、バランスを崩して内側に倒れやすくなります。ターンの最中は、外側の板全体で雪面を捉えている感覚を意識しましょう。この外足荷重こそが、板をたわませてカーブを描く力の源になります。

    6-2. 目線は常に「進行方向」へ向ける

    初心者のうちは、足元や谷底(斜面の下)を見てしまいがちですが、これでは体軸がブレてターンが不安定になります。滑走中は、常に自分がこれから進みたい方向や遠くの景色に目線を向けましょう。目線が先にあることで、上体の軸が安定し、自然とスムーズなターンへと導かれます。視線がターンのきっかけを作ると意識してください。

    6-3. 上体は常に安定、ねじらない

    ターン中は、足元で板を操作しますが、上体は進行方向(谷側)を向けて安定させることが大切です。上体を進行方向と反対側にねじってしまうと、板のエッジング(雪面を捉える力)が弱まり、ターンが不安定になります。へそが常に谷側を向いているようなイメージを持ち、下半身と板だけを動かすことを意識しましょう。

    6-4. 山側エッジ(ブレーキ)を徐々に解放する

    横滑りやターンを始める際、スピードが出過ぎないように山側(上側)のエッジを立ててブレーキをかけている状態からスタートします。ターンをスムーズにするには、このエッジングを徐々に緩めることがポイントです。エッジを緩めることで、板が雪面を流れ始め、ターンが始まります。ターン後半で再びエッジを立てることで減速します。この「エッジングの調整」こそが、ターンの質を決める鍵です。

    7. 初心者でも楽しめるおすすめスキー場6選

    ここからは、初心者でも安心して楽しめるおすすめスキー場6選をご紹介します。ゆっくり自分のペースで練習したい人から、慣れてきたらロングランに挑戦してみたい人まで、ぜひスキー場選びの参考にしてください。キッズスペースが充実しているスキー場も多いので、子供連れの人も必見です。

    7-1. 岩原スキー場(新潟)

    初めてスキーに挑戦する人におすすめなのが、新潟県湯沢町にある『岩原スキー場』。最大幅が約200mもある、広くて緩い斜面のメインゲレンデは、ここの自慢のコースです。解放感のある景色を楽しめるのはもちろん、視界を遮るものがないので、初心者でも安心して滑ることができますよ。

    全部で20もある豊富なコースに加え、日本最大級を誇る約634mの「ソリランド」を備える「キッズパラダイス」や、スクールでの練習専用コースなどがあり、上級者も子供連れも満足できるでしょう。

    なお、営業期間中は、JR越後湯沢駅からスキー場まで、無料シャトルバスが運行しています。

    7-2. NASPAスキーガーデン(新潟)

    新潟県の湯沢にある『NASPAスキーガーデン』は、スノーボードが使用不可のスキー専用ゲレンデ。周囲に気兼ねすることなくスキーを楽しみたい人にうってつけです。

    初心者向けの緩斜面コースが多く、慣れてきたら全長約2,200mのロングコースを楽しむことも可能。もちろん、上級者向けの非圧雪エリアや、そり遊びができる「キッズガーデン」もあるので、幅広い世代で楽しめるでしょう。

    マンツーマンレッスンや、苦手克服のプライベートレッスンなど、年齢に関係なくスキーを学べるスクールが充実しているのもうれしいポイント。ゲレンデ直結のホテル併設スキー場なので、泊まりがけのスキー旅行先を探している人にもおすすめです。

    7-3. 湯沢中里スノーリゾート(新潟)

    写真提供:株式会社スマイルリゾート

    東京から電車で約80分とアクセスしやすく、日帰りでも行きやすい『湯沢中里スノーリゾート』。JR越後中里駅直結で、駅を出たらすぐにスキーを楽しめます。

    コースの半数ほどが初心者向けで、なかでもスノーエスカレーターを設置した「エンゼルゲレンデ」は、リフトに慣れない初心者に最適。長さ50m・100mのエスカレーターがあり、リフトに乗ることなくスキーデビューができますよ。

    また、キッズスペースや、「なんちゃってクロス」や「なんちゃってモーグル」などの子供向けゲレンデアトラクションが豊富なのも、ファミリー層に人気の理由のひとつ。実際に使われていた列車をそのまま無料休憩所にした「ブルートレイン」は、ここならではの特徴です。

    7-4. ニュー・グリーンピア津南スキー場(新潟)

    新潟県の津南高原に広がる『ニュー・グリーンピア津南スキー場』は、リゾートホテル「ニュー・グリーンピア津南」のすぐ目の前。スキーの後は、日帰り温泉を楽しめます。

    初心者向けのコースが多く、なだらかな傾斜の「スターダストゲレンデ」や幅のある「ムーンリバーゲレンデ」は、スキーの基本練習をするのにぴったり。コンパクトなコース設計で、どのコースを滑走してもホテル前に戻ってくるので、安心感も高いでしょう。

    また、シーズン中は駐車無料なのも嬉しいポイント。1~3月の第3日曜日は子供リフトが無料で、レディースDAYやカップルDAYなどお得なプランも豊富です。

    7-5. グランデコスノーリゾート(福島)

    写真提供:EN RESORT Grandeco

    国内屈指の良質なパウダースノーが魅力の『グランデコスノーリゾート』。全体の約85%が初心者~中級者向けのコースで構成され、11月下旬から4月下旬まで、ロングシーズン楽しめるのも特徴です。

    標高トップは約1,590mと高く、初心者でもゴンドラ山頂から約3,500mのロングランが可能。山頂から見渡せる裏磐梯高原の絶景は、忘れられない思い出になるでしょう。雪質もよいので、上達も早くなるかもしれませんよ。

    また、ゴンドラとフード付きの高速クワッドリフト3基を備えており、快適に移動できるのもポイントです。

    7-6. タングラムスキーサーカス(長野)

    写真提供:タングラムスキーサーカス

    『タングラムスキーサーカス』は、長野県信濃町にあり、充実のキッズパークでファミリー層からの人気が高いスキー場。「ホテルタングラム」直結で、ホテル前には初心者向けの緩斜面が広がっており、泊まりがけでスキーを楽しみたい家族連れにもおすすめです。
    最大の特徴は、雪質がよく圧雪技術に定評があり、良質のグルーミングバーンで滑れること。スノーエスカレーターを備えた練習エリアがあるので、初心者がいちから基礎を学ぶのにもぴったりです。

    コースは全部で19あり、上級者向けのパウダーゾーンやツリーランコース、様々なアイテムを用意したパークなどバラエティに富んでいます。

    8. スキーツアーなら「東武トップツアーズ」で

    8-1. おトクなスキーツアー

    交通手段とリフト券、宿泊をバラバラに手配するのは手間がかかり、費用も割高になりがちです。そこでおすすめなのが、東武トップツアーズが提供する、JR(新幹線・特急)とセットになったお得で便利なスキー・スノボツアーです。

    東武トップツアーズのツアーの最大の魅力は、「JRきっぷ+宿泊・リフト券」がセットでおトクなツアーを販売しています。

    湯沢エリアのGALA湯沢スキー場(新幹線直結)、苗場スキー場、そして志賀高原など、雪質の良さとアクセスの良さを兼ね備えた人気スキー場を網羅しています。

    特に日帰りツアーでは、GALA湯沢や神立スノーリゾートなど、首都圏からのアクセス抜群のゲレンデが豊富に用意されています。ツアーにはリフト券だけでなく、「神の湯」利用券など、アフタースキーの特典が含まれているプランもあります。

    宿泊付きツアーは最短2日前、日帰りツアーは最短3日前まで予約できるので、急な計画変更や週末の天候を見て予約したい方にとってもおすすめ!JR切符は駅受取りで、自宅への配送物・店舗への来店も不要です。

    9. まとめ

    今回は、スキー初心者のために、スキーの滑り方や楽しむコツを解説するとともに、おすすめスキー場もご紹介しました。

    スキーは、体の使い方に慣れれば初心者でもどんどん上達します。滑れるようになれば、さらにスキーを楽しめるようになり、ロングランにも挑戦できるようになりますよ。

    今年の冬はスキーをやってみたいと思っている人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

    この記事を書いた人

    東武トップツアーズのロゴ東武トップツアーズ編集部

    国内旅行、海外旅行のツアー検索や予約、ホテル検索なら旅行情報の東武トップツアーズへ!
    ツアー検索や宿泊予約、ホテル検索など、目的に合わせて国内・海外のお得なツアーを多数取り揃えております。宿泊施設や観光情報が検索できる旅行の総合サイトです。コラムでは、全国のおすすめの宿やホテル、観光スポットやグルメなどあなたの旅行の想い出作りとなるようなきっかけを提供しています!