春の旅行を満喫するために事前に知っておきたいポイント

リフレッシュやちょっとした非日常を楽しむのにピッタリな旅行ですが、普段とは異なる場所に訪れるからこそ、思いもよらないアクシデントが発生したり、ストレスが溜まってしまったりすることもあります。
ここでは、なるべく旅行先でも快適に過ごせるように、春の旅行で知っておきたいチェックポイントを紹介するので、おでかけを考える際の参考にしてみてください。
旅行先の気候

春の旅行先が決まったら、まずその地域の気候をチェックしましょう。
同じ都道府県でもエリアによって気候が異なることもあるので、地元から離れる場合は特に、できるだけ詳細な情報を確認しておくのがおすすめです。
また、気候は日によって変わりやすいので、チェックは一度だけでなく、旅行日の前日や当日にも確認して、なるべくリアルタイムに近い情報があると準備や心構えがしやすくなります。
関東で過ごしやすくなってきたとしても、北日本や日本海沿い、山間部と言った地域は、まだ雪が残っているかも知れないので、靴や服装、タイヤなどの足回りに注意するなど、そのエリアならではの気候に対応できるように備えてください。
服装の選び方

気温・天気・湿度など、旅行先の気候がチェックできたら、そのエリアで快適に過ごせるように、服装を選んでいきます。
旅先で写真を撮るシーンも多いため、おしゃれに気をつけながらも、動きやすい着慣れた服装を選ぶのがおすすめです。意外と移動では、長時間じっと座っていることや反対に歩き回ることもあり、慣れていない服と靴では、体調が悪くなったり、靴擦れなどをする可能性もあったりするので注意しましょう。
また、寒暖差がある春の旅行では、観光スポットごとに訪れる時間も想定して、そのシーンに合わせて調整できるような服装を用意しておくと、長期間の旅行でも比較的荷物が少なくなり便利です。
持ち物

春の旅行は、冬の寒さ対策と夏の暑さ対策がない分、持ち物をコンパクトにしやすいですが、温かい気候だけに屋外に長時間いることが多くなりがちなので、紫外線対策の帽子・日傘・サングラス・日焼け止めに加えて、虫よけスプレーなどもあると便利です。
帽子はパラパラと降るちょっとした雨除けにもなりますし、日傘は日差しを遮るのに役立ちます。日傘は晴雨兼用のものもあるので、一本で何役にもなるシンプルな物が、かさばることがなくおすすめです。
さらに、車や飛行機、電車の移動中に使用するグッズなど、家を出た後のスケジュールを考えて、快適に過ごせるように準備を進めると、忘れ物もしづらくなりますよ。
春の旅行を満喫!国内でおすすめエリア8選をご紹介

ここからは、春の旅行におすすめしたい、魅力たっぷりのエリアを紹介していきます。
春にベストシーズンを迎える賑やかなエリアもあれば、比較的静かな穴場エリアもあるので、ファミリー・カップル・お友達同士など、一緒に訪れる方や自分自身の好み合わせて選んでみてください。
【北海道】函館周辺

国内旅行先の人気の旅行先で、エリアごとに多種多様な魅力をもつ北海道。
なかでも函館周辺は、2016年に開通した北海道新幹線や函館空港着の飛行機を使えば、関東周辺からのアクセスが良いのが魅力です。また、北海道のなかでも日中は比較的温暖な地域なので、春先の旅行先としておすすめの場所でもあります。
春の旅行で行きたい時期は、4月下旬から5月上旬ごろ。北海道を代表する桜の名所「五稜郭」では、戊辰戦争最後の地で歴史を感じながら、展望台で函館の街と約1,500本もの桜を一望できます。
また、桜だけでなく春の息吹や花々を感じられる「函館山」もおすすめです。普段はロープウェイを使って山頂まで行くイメージですが、このシーズンはぜひ歩いて登ってみてはいかがでしょう。片道1時間程度のハイキングコースを歩けば、春ならではの自然はもちろん、登りきった時の函館山からの景色もまた違って見えそうです。
多くの名所や美味しいグルメを満喫できる函館は、春におすすめの旅行先なので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
【富山県】朝日町周辺

雪が溶けて待ちに待った春がやってきた富山県は、活気に溢れたお祭が各地で開催されて、寒さに耐えていた花々も一気に開き、街全体が華やかに変化します。
加えて、3月からホタルイカ、4月から白エビの漁が解禁になるので、富山県らしいここだけのグルメを堪能するのにも最適な季節です。
また、チューリップの球根出荷量日本一を誇る富山県の花畑など、自然が織りなす絶景も外せません。
朝日町のあさひ丹川「春の四重奏」では、雪が残る朝日岳の白・菜の花の黄・桜の薄紅・色とりどりのチューリップが奏でる彩色に目を奪われます。その年の気候によって開花時期が異なるため、全てが咲き誇り、彩りを見せるタイミングで訪れることができたら、とってもラッキーです。
【茨城県】ひたちなか周辺

一年を通じて家族やグループで楽しめる「国営ひたち海浜公園」で有名な、ひたちなか市は、都心から電車で約1時間20分ほどで行ける、春の旅行におすすめのスポットです。
自然やアクティビティが有名な場所ですが、海沿いに広がる街全体の景観も素晴らしく、水戸黄門(水戸光圀公)が、今のひたちなか市を見下ろす別荘で、晩年詩歌を詠んだことでも知られています。
他にも、神社や仏像など由緒ある名所からショッピングモールまで、多種多様な観光スポットがあるので、旅の目的に応じてそれぞれの楽しみ方ができる旅先としても人気を集めています。
4月から5月になると、「国営ひたち海浜公園のみはらしの丘」に、淡い青色の小さな花を咲かせるおよそ530万本のネモフィラが咲き誇り、開けた空・海の青さと溶けあって圧巻のパノラマビューを堪能できます。
【栃木県】足利周辺

栃木県と言えば、世界遺産の日光東照宮や個性的なテーマパーク、温泉、動物園まで、たくさんの観光スポットがあり、宇都宮餃子をはじめとするグルメも豊富なスポットとしても知られています。また、新幹線や車を利用したアクセスの良さから、国内外問わず一年を通して人気の旅行先です。
そんな栃木県の南西部にある足利市は、毎年3月下旬ごろから市内各所で様々な種類の桜が咲き誇ります。足利市の桜は、桜の名所をめぐる「さくらめぐり」で楽しむのがおすすめ。しだれ桜で有名な「旧袋川沿い」、桜越しの市内の景色に目を奪われる「織姫公園」、さくら祭りも開催される「足利公園」、海外向けの桜雑誌で紹介された「無量院」への参道の桜と、いろんな表情を見せる美しい桜と景色をぜひ楽しんでください。
また、足利市への春旅行で欠かせないのは、イルミネーションの華やかさで全国的にも知られている「あしかがフラワーパーク」です。春には30,000球にもおよぶチューリップと彩り豊かな菜の花、雪柳が見ごろを向かえ、園内に鮮やかな彩りを見せてくれます。
また、4月から5月にかけてシャクナゲやツツジの開花、そして、樹齢160年を超える圧巻の大藤が見頃を迎え、5月からは2,500株のバラの香りに包まれます。ぜひ春のフラワーパークに立ち寄って、花の世界に囲まれた一日を満喫して、春を思い切り感じてみてください。
【千葉県】木更津周辺

アクアラインが開通し、東京からのアクセスが抜群に良くなった千葉県の木更津エリアは、春の海風を感じながらのドライブが楽しめる場所です。
木更津では、「三井アウトレットパーク」が有名ですが、音楽プロデューサーの小林武史氏が手掛ける、「農業」「食」「アート」をテーマとした複合施設「KURKKU FIELDSクルックフィールズ」や、日本一高い歩道橋で恋人の聖地と言われる「中の島大橋」などの名所もあります。
春に訪れたいのは、市内随一の桜の名所である「太田山公園」です。3月下旬から見ごろを迎え、夜にはライトアップもされるので夜桜も楽しめます。公園内にある「きみさらずタワー」からの桜も見事です。また、春の木更津といえばなんといってもいちご狩り。5月下旬まで楽しめるいちご狩りは農園によって食べ放題で楽しめるので、いちご好きは必見。
近隣にも、花の大斜面を黄色で埋め尽くす菜の花が見ごろを迎える「マザー牧場」や、芝桜やバラ、ネモフィラなどが園内を彩る「東京ドイツ村」もあるので、少し足を伸ばして春を満喫してみてはいかがでしょう。
【長野県】阿智村周辺

南北に広大な土地が広がる長野県は、エリアごとに多くの見どころがありますが、春にぜひ訪れてもらいたいのが、長野県の南端に位置する阿智村です。
東京・大阪から約3時間半、名古屋から1時間半というアクセスの良さから、各地から多くの観光客が訪れるこの村は、美肌の湯として知られる「昼神温泉」や、「日本一の星空」と言われるほど星が綺麗な山村として知られています。
春の注目は、「日本一の桃源郷」とも言われる、花桃が彩る美しい景色です。4月頃から咲く約10,000本もの花桃は、白・赤・ピンクの花が一本の木に同時に咲き、その様相は、源平合戦の紅白の旗が交わる様子になぞらえて「源平咲き」と言われ、その咲き方によって作られる美しいグラデーションは訪れる人を魅了し続けています。
そんな美しい花桃が見られる阿智村のスポットは、国道256号沿いの約401kmにわたって花桃が見られる「はなもも街道」、標高約700m~1,000mの山肌に約5,000本の花桃が咲き誇り、「花桃の里」と言われる「月川温泉郷」、阿智川沿いや朝市広場などに約200本の花桃が咲く「昼神温泉郷」です。4月の花桃の開花にあわせて、月川温泉郷・花桃の里で、「花桃まつり」も開催されるので、そのタイミングにあわせて訪れてみてください。
【京都府】京都市周辺

国内外の観光客が訪れるスポットとして、一年中賑わいを見せる京都ですが、歴史と文化の街が華やかに彩られる春に訪れるのもおすすめです。
京都の街全体に和の趣があり、歴史的建造物や寺社、風情ある川沿いの街並みは、桜に代表される、春の風景との相性は抜群。まるでひと昔前にタイムスリップしたような日本らしい絶景に、誰もが心を奪われてしまいます。
また、観光の中心地である京都市内にも、世界遺産をバックに美しい桜が見られる「東寺」や、多くの文豪を魅了した「平安神宮」、夜桜のライトアップが幻想的な「清水寺」など、昼間の花見散歩はもちろん、夜にも多くのスポットで桜を見られるので、カメラを片手に桜めぐりをしてみてはいかがでしょう。
京都市内以外にも、保津川沿いなどに優雅に咲く桜が美しい、嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車に揺られながらの花見や、亀岡市の七谷川沿い約1kmに渡って約1500本の咲き並び、ライトアップも見事な「和らぎの道の桜」など、府内各所にも桜の名所が点在するので、旅の目的やスタイルにあわせたお花見が楽しめます。
【沖縄県】石垣島周辺

春先から初夏のような温暖な気候の中で、マリンアクティビティをはじめ、様々な観光スポットが賑わいを見せる沖縄県。
なかでも、石垣島では非日常の大自然の中で、シュノーケリングやダイビング、SUPなどを楽しむことができます。
また、世界的な絶景スポットが数多く点在するのも石垣島の魅力。洞窟内の水面が青色に光る「青の洞窟」をはじめ、時間ごとに海の色が変わる「川平湾」、干潮の時にだけ姿を見せる砂浜「幻の島」など、自然が生み出す神秘的な光景を眺めることができます。
世界自然遺産である「西表島」へも石垣島からならフェリーで向かうことができるので、スケジュールに余裕があれば、自然のままのジャングルに覆われた「西表島」まで足を運んでみてはいかがでしょう。
春休みやゴールデンウィークなどの大型連休は特に人気になるので、ツアーや交通機関、ホテルなどの予約は、予定が決まり次第早めにしましょう。
まとめ
春に見どころを迎えるスポットや楽しみが満載の旅行先を紹介してきました。
それぞれのエリアごとに、春ならではのアクティビティや、桜をはじめとする景観など、それぞれのスポットごとの魅力を堪能することができるので、どんな旅にしたいのか、旅の目的に応じた場所を探してみてはいかがでしょう。
春の旅行は、過ごしやすい気候はもちろん、この季節ならではの景観やイベントなど、見どころ満載なので、家族やご友人、大切な人と楽しい思い出を残してくださいね。








