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小樽の人気観光スポット&グルメ27選!半日や一日で回れるモデルコースも紹介

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小樽の人気観光スポット&グルメ27選!半日や一日で回れるモデルコースも紹介

小樽の人気観光スポット&グルメ27選!半日や一日で回れるモデルコースも紹介

北海道開拓の歴史とともに発展を遂げた小樽は、かつての繁栄の歴史を感じることができる、ロマンあふれる街。市内には文化財に指定されている近代建造物が数多く残されていて、知的好奇心を刺激してくれます。また、石狩湾周辺や街を囲む山々では、大自然を満喫できる観光地もあり、体を動かしてリフレッシュしたい方にもオススメです。この記事では、小樽訪れた際にぜひ立ち寄っていただきたい、人気観光スポット&グルメ27選をご紹介していきます。

目次

    1. 小樽で思い出作りにおすすめ!観光スポット10選

    美しい石狩湾や天狗山をはじめとする山々に囲まれた小樽市は、明治初期に開拓使が設置されてからすぐに、開拓のための重要な港湾として発展した街です。市内にはそんな小樽の歴史を辿ることができる建造物や街並みを見ることができ、独自の雰囲気を感じることができるでしょう。ここでは子どもから大人まで楽しめる、小樽ならではの人気観光スポット7選をご紹介するので、ぜひ旅の計画に役立ててくださいね。

    1-1. 小樽出抜小路

    小樽出抜小路

    「小樽出抜小路」は、地元産の食材をふんだんに使用した小樽の美味しいものを味わうことができる屋台村です。明治〜大正期の小樽の古き良き時代の街並みが再現されていて、敷地内はまるで映画のセットのような雰囲気。小樽出抜小路のシンボルである火の見櫓は、小樽入船町にかつてあった櫓を模して作ったもので、展望台からは小樽運河や海を一望できます。20件ある飲食店は、イートインスペースがある店とテイクアウト専門店に分かれています。新鮮な海の幸を使った海鮮丼、ボリューム満点の和牛料理、北海道のソウルフード・ジンギスカンの専門店などといったお食事処だけでなく、食べ歩きにぴったりな手作りコロッケのお店や、リッチなミルクの風味がクセになるソフトクリーム屋さんと、バリエーションも豊富。ぜひ歴史×小樽グルメを満喫してください。

    1-2. 春香ホースランチ

    春香ホースランチ

    写真提供:一般社団法人 小樽観光協会

    小樽の雄大な自然の中、乗馬を楽しむことができる「春香ホースランチ」は、アクティブな体験型観光をしてみたい方にオススメです。小樽市と札幌市のちょうど中間にありアクセスしやすいロケーションですが、「これぞ北海道!」というような大自然を全身で感じることができます。人気のコースは、石狩湾を望みながら林道をトレッキングする「ハルスタトレッキング」。約50分間馬上から絶景を満喫できるスタンダードコースで、身長140cm以上であれば初心者でもOKです。小さい子ども連れの家族も楽しむことができる「ファミリートレッキング」は、身長140cm未満2名以内と大人1名以上が参加できるコースで、ガイドがすぐ近くでしっかりとサポートしてくれるのが魅力。時間は30分と少し短めですが、楽しい旅の思い出を家族みんなでシェアすることができます。

    1-3. 小樽運河クルーズ

    小樽運河クルーズ

    歴史感じる街・小樽を、水上から眺めながら観光できる「小樽運河クルーズ」は、小樽を訪れたらぜひ体験していただきたい観光スポットです。小樽運河は通常の内陸を掘って作られた運河と違い、海岸線を埋め立てて作られた珍しい運河です。そんな小樽運河をゆったりと進みながら見られるのは、たくさんの船が停泊する「北運河」、豪華客船を間近で見ることもできる「小樽港」、ノスタルジックな倉庫街が続く「南運河」など。クルーズは歴史的な建物や自然をしっかりと見ることができるデイクルーズと、ガス灯や建物から漏れる灯りがロマンティックな雰囲気のナイトクルーズの2種類があります。40分ほどじっくりと時間をかけて周遊するコースを、ガイドの詳しい説明とともに楽しんでください。

    1-4. 龍宮クルーズ

    龍宮クルーズ

    「龍宮クルーズ」は、道内で唯一の海岸国定公園を観光することができる人気の海上クルーズです。1500万年前に形成された大自然の絶景を、潮風に吹かれながら楽しむクルージングは、そのダイナミックさが魅力です。船からはカモメやウミネコ、オジロワシといった野生の生き物たちの姿も見え、春先であればイルカと出会えることも!出発地点は小樽港となり、断崖絶壁の岩肌と透き通った青い水面とのコントラストが美しい「青の洞窟」を目指すルートとなります。途中では映画のロケ地にもなった「日和山灯台」、春にトドが寝そべることで有名な「トド岩」や、ロッククライマーに人気の「赤岩山」などを目にすることができます。雄大な自然が織りなす神秘的な風景が、小樽の旅をより特別なものにしてくれるでしょう。

    1-5. 北一硝子 三号館

    北一硝子 三号館

    写真提供:一般社団法人 小樽観光協会

    小樽の工芸文化を象徴する「北一硝子 三号館」は、明治24年建築の木骨石張倉庫を再生した歴史ある建物です。かつては石油ランプの製造から始まったこの場所は、現在、和・洋・カントリーの3つのスタイルが並ぶガラス器ショップとして親しまれています
    最大の魅力は、167個の石油ランプだけが灯る幻想的なカフェ「北一ホール」です。開店と同時にスタッフが一つずつ火を灯す様子は、職人技を感じる隠れた見どころ。ランプの熱と香りに包まれながら、特製のシフォンケーキや紅茶を楽しむひとときは格別です。
    周辺にはグルメスポットも多いため、観光の合間の休憩にぜひ立ち寄ってみてください。

    1-6. 小樽芸術村

    小樽芸術村

    「小樽芸術村」では、20世紀初頭の小樽が栄えていた時代に建設された、歴史的価値がある4つの建物内に美術品や工芸品を展示しています。木骨石造2階建のどっしりとした「旧高橋倉庫」と、左右対称のデザインが印象的な木造2階建の「旧荒田商会」では、イギリスの教会で使用された伝統的なステンドグラス約140点を見ることができます。鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階地上3階の威厳ある佇まいの「旧三井銀行小樽支店」は、ルネッサンス様式の外観と石造りの天井や回廊が目を引く、小樽の繁栄を象徴する建物。細部にまでわたって造り込まれた、古典的なデザインや建物の造形美を堪能できるでしょう。鉄筋コンクリート造の地下1階地上4階建「旧北海道拓殖銀行小樽支店」は、正面に6本の立派な円柱がある白亜の建物です。現在は日本画・洋画・木彫りの彫刻・アール・ヌーヴォーやアール・デコのグラスなどが展示されている、似鳥美術館となっています。

    1-7. 小樽天狗山ロープウェイ

    小樽天狗山ロープウェイ

    標高532mの小樽のシンボル的な存在である「天狗山」は、森林浴をしながらのんびりとお散歩を楽しむことができるスポットです。麓から山頂まで約4分で行くことができるロープウェイは、小樽の市街地・小樽港・石狩湾など絶景を一望できます。晴れた日の昼間には暑寒別連峰(しょかんべったけ)や積丹半島まで見渡すことができ、日が落ちてからは煌びやかな小樽のパノラマ夜景が広がります。山頂には5つの展望台、パワースポットの「天狗山神社」、天狗に関連した展示品700点がある資料館「天狗の館」、絶景を眼下に食事やデザート・ドリンクがいただける「TENGUU CAFÉ」などがあり、ゆっくりと時間を過ごすことができます。また冬季には、初心者から上級者まで楽しめる人気のスキー場もオープンするので、どの季節に訪れても満足すること間違いないでしょう。

    1-8. 堺町通り商店街

    堺町通り商店街

    レトロな建築が軒を連ねる「堺町通り商店街」は、約900m続く小樽観光のメインストリートです。かつての銀行建築を活用したショップや工房が並び、タイムスリップしたような気分で散策を楽しめます。
    ここは食べ歩きの聖地でもあり、新鮮な海鮮から限定スイーツまで名店が集結。「半日」の滞在でも小樽の魅力を凝縮して体感できるでしょう。
    大通りから一本入れば地元民に愛される隠れた名店や、吹きガラス体験ができる穴場の工房もあり、自分だけのモデルコース作りには欠かせない場所です。
    歴史ある街並みを背景に、小樽ならではの活気とロマンを五感で堪能してください。

    1-9. 小樽オルゴール堂 本館

    小樽オルゴール堂 本館

    メルヘン交差点に立つ「小樽オルゴール堂 本館」は、1915年築のレンガ造りの建物が美しい国内最大級の専門店。館内は吹き抜けのノスタルジックな空間に、宝石のように輝く数万点のオルゴールが展示・販売されています。表に設置された世界最大の蒸気時計が奏でる5音階のメロディも旅情たっぷり。
    一日かけて小樽を巡るなら、ここを起点に観光を始めるのがスムーズです。周辺のグルメ店と組み合わせれば、思い出に残る充実したモデルコースが完成します。
    お土産探しはもちろん、優しい音色に包まれる時間は旅の疲れを癒やし、最高の思い出になること間違いありません。

    1-10. 旧手宮線跡

    旧手宮線跡

    「旧手宮線跡」は、1880年に開通した北海道初の鉄道跡地。現在は本物の線路の上を自由に歩ける遊歩道として整備されています。
    市街地にありながら喧騒を忘れさせてくれるこの場所は、写真映えを狙いたい方にぴったりの穴場フォトスポットです。四季折々の表情を見せる線路沿いは、どこを切り取っても絵になる美しさ。近隣のカフェでテイクアウトしたスイーツを片手に、食べ歩きを楽しみながらのんびり歩くのが小樽流の楽しみ方です。半日観光の隙間時間にも立ち寄りやすく、散策の合間にふと足を止めて歴史の息吹を感じられる、穏やかで貴重な時間が流れる場所です。

    2. 小樽で楽しめる海鮮グルメ4選

    小樽で楽しめる海鮮グルメ4選

    港町・小樽の代名詞といえば、鮮度抜群の海鮮です。近海で獲れるウニやカニ、地元の通が愛するニシンなど、職人の技が光る「握り」や「海鮮丼」の魅力を紹介。旬の時期に合わせた楽しみ方で、至福のグルメ体験を。

    2-1. 鮮度抜群!贅沢の極み「海鮮丼」

    小樽観光のランチとして不動の人気を誇るのが、どんぶりから溢れんばかりのネタが乗った「海鮮丼」です。小樽港のすぐそばにある市場や食堂では、その日に競り落とされたばかりの新鮮な魚介を味わえます。とろけるような甘みのボタンエビ、濃厚なコクが自慢のイクラ、そして初夏から夏にかけて旬を迎えるウニなど、宝石箱のような一皿は思い出作りに欠かせません。
    半日の観光でも、駅近の市場へ足を運べば移動時間を抑えつつ本格的なグルメを堪能できます。自分好みのネタを選んでカスタマイズできるお店も。
    活気ある店内の雰囲気とともに、港町ならではのダイナミックな海の幸を五感で楽しんでください。

    2-2. 職人の技が光る「小樽の握り寿司」

    小樽は「寿司の街」としても全国的に有名で、市内には100軒以上の寿司店が暖簾を掲げています。熟練の職人が一貫ずつ丁寧に握る寿司は、単なる食事を超えた伝統工芸のような美しさがあります。
    特に小樽近海で獲れる「シャコ」は、大ぶりで甘みが強く、地元の通が好んで注文する逸品。また、淡白ながらも旨みが凝縮されたヒラメやソイなど、北海道ならではの白身魚も外せません。落ち着いたカウンターで楽しむもよし、家族で入りやすいお店を選ぶもよし。一日観光の締めくくりに、回らないお寿司で少し贅沢な夜を過ごすのも素敵です。
    メイン通りから少し離れた路地裏には、地元客に愛される穴場の名店も点在しており、職人との会話を楽しみながら味わう寿司は、格別の旅の記憶となるでしょう。

    2-3. 歴史を味わう「ニシン料理」

    かつてニシン漁で空前の繁栄を遂げた小樽において、ニシンは街の歴史そのものです。現在でも、小樽を代表するグルメとして多くの飲食店で提供されています。
    定番の「ニシンの塩焼き」は、パリッと焼かれた皮目と、脂の乗った柔らかな身のコントラストが絶妙。また、甘辛く煮付けたニシンを乗せた「にしんそば」は、冷えた体に染み渡る優しい味わいです。最近では、鮮度が良くなければ食べられない「ニシンのお刺身」を提供するお店も増えており、青魚特有の深い旨みと上品な脂を堪能できます。
    かつての「ニシン御殿」に思いを馳せながら、伝統の味をいただく時間は文化的な深みを感じさせてくれます。

    2-4. 旨みが凝縮された「焼き魚・浜焼き」

    生ものだけでなく、香ばしい匂いに誘われる「焼き魚」や「浜焼き」も小樽の大きな魅力です。脂が乗り切ったホッケの開きや、ふっくらと焼き上げられたホタテのバター焼きは、お酒との相性も抜群。市場の店先で焼かれている貝類やカニの足をつまむのは、最高の食べ歩き体験になります。特に、炭火でじっくりと焼き上げられた魚は、身がホロホロと解け、噛むほどに凝縮された旨みが口いっぱいに広がります。お店によっては、購入したばかりの魚介をその場で焼いてくれるセルフスタイルの穴場スポットもあり、旅仲間とワイワイ楽しむのにも最適です。
    一日を通して小樽の食を満喫するなら、お昼は丼、夜は香ばしい焼き魚をアテに一杯、という贅沢なハシゴも、港町ならではの楽しみ方と言えるでしょう。

    3. 小樽で楽しめるスイーツ4選

    小樽で楽しめるスイーツ3選

    「スイーツ激戦区」として知られる小樽。歴史ある洋菓子店から和菓子の老舗まで、北海道産の良質な乳製品や小豆を贅沢に使った絶品菓子が揃います。運河沿いの散策を彩る、甘い思い出作りにぴったりの至福のラインナップ。

    3-1. とろける食感!至福の「フロマージュ・ケーキ」

    小樽のスイーツを語る上で欠かせないのが、北海道産の新鮮な生クリームとチーズを贅沢に使ったチーズケーキです。特に、口の中でふわりと溶ける二層仕立てのフロマージュ・ケーキは、全国的な人気を誇る小樽グルメの代表格。雪のような口どけのあとに広がる濃厚なミルクの風味は、一度食べたら忘れられない味わいです。
    堺町通りにあるカフェでは、作りたてのフレッシュな状態で提供されており、レトロな空間で優雅なティータイムを過ごせます。観光の途中で、歩き疲れた体を癒やす休憩スポットとして組み込むのがおすすめ。
    家族や友人、自分たちの思い出作りにはもちろん、お土産選びとしても外せない、小樽が誇る絶品スイーツです。

    3-2. 散策の定番!濃厚な「ミルクソフトクリーム」

    広大な大地で育まれた牛たちの生乳を使用したソフトクリームは、小樽の食べ歩きに欠かせない王道アイテムです。一口食べれば、まるで牧場で食べているかのようなフレッシュで濃厚なコクが口いっぱいに広がります。小樽市内には、何段にも重なった巨大な多段ソフトや、地元のワインやフルーツをブレンドしたフレーバーなど、個性豊かなソフトクリームが点在しています。
    半日という限られた時間でも、移動しながら手軽に楽しめるのが魅力。運河のガス灯や古い倉庫を背景にソフトクリームを掲げて写真を撮るのも、現代の小樽観光らしい楽しみ方の一つです。季節を問わず愛されるこの味は、冬の寒い日に暖かい室内で味わうのも、北海道らしい楽しみ方と言えるでしょう。

    3-3. 伝統の味を気軽に「ぱんじゅう・お団子」

    洋菓子のイメージが強い小樽ですが、実は古くから市民に親しまれてきた「和」のスイーツも非常に充実しています。
    代表的なのが「ぱんじゅう」。たこ焼きのような小ぶりな形の中に、たっぷりの餡が詰まった焼き菓子で、表面のカリッとした食感と程よい甘さが特徴です。また、つやつやの正油ダレや濃厚なあんこが乗ったお団子も、小樽を代表する老舗の味が守り続けられています。
    こうした和菓子は一つから購入できるお店が多く、小腹を満たす食べ歩きにぴったり。歴史的な街並みを歩きながら、素朴で温かみのあるグルメを頬張る時間は、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。派手な観光スポットの影に隠れた路地裏の名店など、穴場な和菓子屋さんを探して歩くのも、通な小樽の楽しみ方です。

    3-4. 香ばしさがたまらない!「焼きたて洋菓子」

    小樽の街を歩いていると、ふんわりとバターの香ばしい匂いが漂ってくることがあります。それは、地元の製菓工房で焼き上げられるバウムクーヘンやフィナンシェ、アップルパイなどの香りです。特に、北海道産の小麦やバターをふんだんに使用したバウムクーヘンは、しっとりとした層の重なりが美しく、お土産としても圧倒的な支持を得ています。
    運河沿いの歴史的建造物を改装した店舗では、ガラス越しに製造工程を見学できる場所もあり、視覚的にも楽しめる寄り道スポットです。
    一日観光の締めくくりに、自宅で楽しむ用として自分へのご褒美に買うのも良いですね。オーブンから出たばかりの焼きたてをその場で味わえるのは、現地を訪れた人だけが享受できる最高の贅沢です。

    4. 小樽で楽しめるお酒5選

    小樽で楽しめるお酒4選

    豊かな水と歴史が育んだ小樽の酒文化。歴史ある酒蔵の日本酒、地元の名水で仕込む地ビール、そして余市へと続くウイスキー街道の玄関口として、お酒好きにはたまらないラインナップを。夜の運河を彩る一杯を提案します。

    4-1. 伝統の技と清冽な水が醸す「日本酒」

    小樽の厳しい寒さと、豊かな伏流水から生まれる日本酒は、この街の歴史そのものです。明治時代から続く伝統ある酒蔵では、北海道産の酒米を丹念に磨き上げ、キレのある芳醇な一杯を醸し出しています。
    歴史的な石造りの蔵見学ができるスポットもあり、搾りたてを生で味わえる試飲体験は、観光コースに欠かせない人気のアクティビティです。日本酒本来の旨みを感じる純米酒から、フルーティーな吟醸酒まで種類も豊富。
    一日の終わりに、小樽の海鮮とともにいただく地元のお酒は、まさに至福のグルメ体験。お土産としても喜ばれる、小樽が世界に誇る名酒をぜひ堪能してください。

    4-2. 歴史ある倉庫で味わう「小樽の地ビール」

    小樽運河沿いの石造り倉庫の中で、ドイツの伝統的な製法を守り続けている地ビールは、ビール党ならずとも味わいたい一品です。小樽の水と厳選された麦芽、ホップのみを使用し、保存料を一切使わずに熟成されるビールは、麦本来の豊かな香りと深いコクが特徴です。
    醸造所に併設されたパブでは、出来立ての生ビールを運河の歴史を感じる重厚な雰囲気の中で楽しめます。観光のランチタイムに、香ばしいロースト料理と一緒に喉を鳴らすのも最高。季節限定のフレーバーも登場するため、いつ訪れても新しい発見がある穴場の飲みスポットです。

    4-3. 琥珀色に輝く至高の一杯「ウイスキー」

    小樽は、世界的な評価を受けるウイスキーの聖地・余市へと続く「ウイスキー街道」の入り口にあたります。その影響もあり、市内のバーやレストランでは、北海道の冷涼な気候が育んだ力強いウイスキーを愉しむ文化が根付いています。
    落ち着いた雰囲気のオーセンティックバーでは、希少な銘柄や地元の水で割ったハイボールを、熟練のバーテンダーが提供してくれます。ガス灯が優雅に灯る夜の運河を散策したあと、静かにグラスを傾ける時間は、まさに大人のためのモデルコース。一見入りにくい路地裏のバーにも、実は温かいおもてなしが待っている穴場が隠れています。

    4-4. 華やかな香りと果実味「小樽のワイン」

    小樽近郊は、良質なぶどうの産地としても知られ、醸造所では北海道の豊かな自然を凝縮したワインが造られています。特に、爽やかな酸味と華やかな香りが特徴の白ワインや、甘口で飲みやすいナイヤガラワインは、女性や普段お酒を飲まない方にも大人気です。
    市内には、醸造の様子を眺めながらテイスティングができる施設もあり、小樽の街並みを一望できる高台にあるなどロケーションも抜群。一日かけてゆっくりと小樽を巡るなら、こうした景色とともに味わうワインも外せません。
    地元のチーズやスイーツとのマリアージュを楽しむ、贅沢なグルメなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

    4-5. 爽快な飲み口と新感覚「クラフトジン・果実酒」

    近年、小樽では地元のボタニカルや果実を使用したクラフトジンやリキュール作りも盛んに行われています。
    小樽産のハーブや柑橘類を漬け込んだジンは、爽やかな香りと複雑な味わいが魅力で、トニックウォーターで割れば食べ歩きの後にぴったりのリフレッシュドリンクになります。また、リンゴやさくらんぼといった地元産のフルーツをふんだんに使った果実酒は、まるでもぎたての果実を食べているかのようなジューシーな味わい。お洒落なボトルデザインのものも多く、自分へのご褒美やお土産にも最適です。
    新しいお酒の文化が芽吹く小樽の穴場スポットを巡り、最新の酒トレンドに触れてみるのも面白いでしょう。

    5. 小樽で楽しめる鍋やラーメン4選

    小樽で楽しめる鍋やラーメン4選

    潮風で冷えた体を芯から温める、小樽の「ソウルフード」たち。海鮮たっぷりの石狩鍋や、独自の進化を遂げたあんかけ焼そば、地元の味噌が香るラーメンなど、寒い季節こそ味わいたい滋味深い一杯をピックアップ。

    5-1. 小樽のソウルフード「あんかけ焼そば」

    小樽の麺料理を語る上で絶対に外せないのが、市民のソウルフードとして愛され続けている「あんかけ焼そば」です。昭和30年代から街に根付いたこの文化は、現在でも市内の多くの中華料理店や食堂で提供されています。
    特徴は、香ばしく焼き固められた麺の上に、肉、野菜、海鮮がたっぷり入った熱々の醤油あんがこれでもかとかかっていること。ボリューム満点で冷めにくく、港町の厳しい寒さをしのぐための知恵が詰まった一杯です。
    お店ごとに具材や味付けが異なるため、自分好みの味を探して巡るのも楽しい。観光客向けのエリアから少し離れた場所にある老舗店は、地元民が集う穴場のグルメスポット。
    小樽に来たなら一度は味わってほしい、情熱の詰まった一皿です。

    5-2. 郷土の味を贅沢に「海鮮石狩鍋」

    北海道を代表する郷土料理である「石狩鍋」ですが、小樽では港町らしく、より豪華な海鮮を盛り込んだスタイルが親しまれています。主役である脂の乗った鮭を中心に、ホタテ、カニ、季節の野菜を、まろやかな味噌仕立ての出汁でじっくり煮込みます。鮭の身だけでなく、アラから出る深い旨みがスープに溶け出し、一口飲めば体の芯からポカポカと温まるのを感じるでしょう。
    一日観光の締めくくりに、歴史的な石造り倉庫を活用したレストランで、鍋を囲んで団らんを楽しむのは最高の思い出作りになります。新鮮な魚介を「焼く」「刺身にする」だけでなく、「煮込む」ことで引き出される新たな美味しさは、小樽の冬のグルメシーンには欠かせない至高の体験です。

    5-3. 魚介の出汁が香る「小樽ラーメン」

    札幌の味噌ラーメンとはまた一味違う魅力を持つのが、小樽のラーメンです。港町らしく、昆布や煮干しなどの魚介ダシをベースにした、あっさりしながらもコクのある醤油ラーメンが古くから親しまれてきました。最近では、地元の味噌にこだわった濃厚な一杯や、贅沢にカニの出汁を効かせたものなど、バリエーションも非常に豊富です。
    観光の合間にサッと食べられる手軽さもありながら、その一杯に凝縮されたこだわりは専門店ならでは。運河周辺の賑わいから一歩裏通りへ入ると、創業数十年を数える穴場のラーメン店が暖簾を掲げており、どこか懐かしいホッとする味に出会えます。
    お酒を飲んだ後の締めとしても人気が高く、小樽の夜のモデルコースにそっと加えたい、心温まる一杯です。

    5-4. 豪快に海の幸を味わう「カニ鍋・カニ汁」

    冬の北海道観光の王様といえばカニですが、小樽ではそのカニを贅沢に使った「カニ鍋」も人気です。ズワイガニやタラバガニの脚を豪快に投入した鍋は、見た目のインパクトも抜群で、SNS映えも間違いなし。カニの身を贅沢に味わうのはもちろん、その旨みがたっぷり染み出した最後のお雑炊まで、余すことなく堪能できるのが魅力です。
    また、もっと手軽に楽しみたい方には、市場の店先などで提供されている「カニ汁」もおすすめ。食べ歩きの途中に、湯気が立ち上るカップ入りのカニ汁を啜れば、贅沢な気分とともに旅の疲れも吹き飛びます。
    本格的な専門店でじっくり味わうのも良し、市場の穴場コーナーでカジュアルに楽しむのも良し。小樽ならではの海の恵みを、温かいスタイルで心ゆくまで味わってください。

    6. 小樽の歴史と魅力とは?

    小樽の歴史と魅力とは?

    北海道西海岸の中央にある小樽市は、道内でも気温の差が小さく住みやすい気候が特徴です。「小樽」の名はアイヌ語の「オタ・オル・ナイ(砂浜の中の川の意)」に由来していて、縄文時代から続く豊かな自然と歴史的文化が融合した、魅力溢れる観光スポットがたくさんあります。特に、優れたデザイン性でも評価される明治〜昭和初期の近代建造物の数々は、異国情緒あふれる小樽の街並みに欠かせない存在。小樽市の歴史的建造物に指定されている倉庫と運河の組み合わせも、多くの方がイメージする小樽らしい風景と言えるでしょう。魅力溢れる街並みや建物以外には、山や海といった自然にも恵まれているので、体を動かすアクティビティにトライしたいという方にもオススメです。

    6-1. 小樽周辺の基本情報

    小樽周辺の基本情報

    北海道の西海岸のほぼ中央、札幌から約40km離れた場所にある小樽市は、東西約36km、南北約20kmの港湾都市です。天然の良港・小樽港のある海岸線や山々、たくさんの坂があり、平坦ではない変化に富んだ景色を楽しむことができます。気候は北海道内においては比較的穏やか。北海道なので平均気温が年間を通して低く、季節は東京と比べ、1ヶ月ほど遅れているのが特徴です。春には満開の桜や新緑が見られ、短めの夏には海水浴も可能、美しい紅葉の秋やウインタースポーツを思い切り楽しめる冬があり、年間を通して観光に適しています。また小樽ならではのグルメを堪能できるのも、旅行での楽しみの一つ。小樽の前浜や近海で獲れた新鮮な魚介の握りや、老舗の和菓子、おしゃれな洋スイーツが人気です。

    6-2. 小樽までのアクセス

    小樽までのアクセス

    東京から小樽へのアクセスは、飛行機と電車を組み合わせるルートが最短で一般的ですが、鉄道の旅をゆったり楽しむ新幹線ルートも根強い人気があります。それぞれの旅のスタイルに合わせた最適な行き方をご紹介します。

    飛行機と電車で行く(最短・最速ルート)

    最も効率的なのは、羽田・成田空港から新千歳空港へ飛び、そこからJR線を利用する方法です。フライト時間は約1時間30分。新千歳空港からは、小樽まで直通のJR快速エアポートが非常に便利です。
    快速エアポートは、日中10〜12分間隔で運行されており、スムーズな移動が可能です。特に、主要駅のみに停車する特別快速を利用すれば、新千歳空港から小樽まで約1時間13分〜で到着します。運賃は2,040円(ICカード利用可)です。大きな荷物がある場合は、快適な指定席「uシート」の利用がおすすめ。半日観光など限られた時間を有効に使いたい方には、この空路ルートが最適です。

    北海道新幹線を利用する(列車の旅)

    鉄道好きの方や、車窓の風景を楽しみながら北上したい方には、北海道新幹線ルートが選ばれています。東京駅から「はやぶさ」に乗車し、終点の新函館北斗駅まで約4時間。そこから特急「北斗」に乗り換え、札幌駅を経由して小樽を目指します。
    総所要時間は約8時間を超える長旅となりますが、北の大地へと向かう高揚感や、ご当地駅弁を味わう時間は格別な思い出になります。ゆったりとした一日の移動そのものを旅の一部として楽しむコースとして人気があります。
    (情報は2026年3月現在のものです。)

    7. 小樽のモデルコースは?

    小樽のモデルコースは?

    限られた時間で小樽を満喫するための、おすすめモデルコースをご紹介します。「半日」で王道スポットを凝縮して巡るプランと、「一日」かけて穴場や絶景まで堪能するプラン。旅のスケジュールに合わせて選んでみてください。

    7-1. 半日モデルコース

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    限られた時間で小樽の情緒を存分に味わえる、約4時間の凝縮プランです。まずは小樽駅横の「三角市場」で鮮度抜群の海鮮丼を堪能して旅をスタート。その後、歴史ある「旧手宮線跡」の線路の上を歩きながら「小樽運河」へ向かいます。運河沿いの石造り倉庫を眺めた後は「堺町通り商店街」で名物スイーツの食べ歩きを楽しみましょう。北一硝子やオルゴール堂を巡れば、短時間でも小樽らしいロマンチックな雰囲気を十分に満喫できるはずです。

    7-2. 一日モデルコース

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    小樽を朝から晩まで遊び尽くす、大満足のフルデープランです。午前中は「運河クルーズ」や「小樽芸術村」で歴史と文化に触れ、ランチは贅沢に回らない寿司を。午後は少し足を伸ばして「おたる水族館」や「春香ホースランチ」でアクティブに過ごしましょう。夕暮れ時は「天狗山ロープウェイ」で、宝石を散りばめたような夜景を眺めて。締めくくりは運河沿いのバーで地元のお酒を嗜めば、最高の思い出作りになること間違いありません。

    8. まとめ

    北海道を代表する観光地・小樽の歴史やアクセス方法、オススメの観光スポットなどをご案内しましたが、いかがでしたでしょうか?札幌からもそれほど離れておらず、気軽に旅行に訪れることができる小樽は、歴史的な建物があるレトロでおしゃれな雰囲気の市街地と、雄大な自然の両方が楽しめます。おひとり様はもちろん、家族やカップルにぴったりの観光スポットがまだまだたくさんあるので、次のお休みはぜひ小樽観光にお出かけになってくださいね。

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    東武トップツアーズのロゴ東武トップツアーズ編集部

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