台湾の歴史
台湾について知るために、まずはざっと台湾の歴史を振り返ってみましょう。
台湾の正式名称は中華民国。現在は漢民族が多数を占めていますが、元々はポリネシアン系の原住民族が住む島でした。17世紀の大航海時代にはオランダの東インド会社による統治が行われ、この頃に中国大陸から移住してきた漢民族が増え多数派となったといわれています。
東インド会社が台湾から追放されて以降、1983年からは当時中国大陸を支配していた清の領土となりましたが、1895年からは日清戦争に勝利した日本が台湾を統治。日本による統治は1945年の終戦まで続き、その間は日本語を共通語として義務教育が行われていたことから、今でも年配者のなかには流暢な日本語を話せる人が多くいます。
一方、中国大陸では1912年に清に代わって中華民国が建国し、日本が撤退したあとは中華民国が台湾を統治することに。当時の中国大陸では、蒋介石率いる国民党と毛沢東率いる共産党が主導権を巡って争っており、共産党に敗れた国民党は1949年に台湾に逃れます。その後数十年にわたり国民党による統治が続き、現在の台湾となっているのです。
台湾の特徴とは?
台湾は、東京から約3時間半で行けるほど日本に近い国。面積は日本の九州よりやや小さく、日本との時差は-1時間です。北部は亜熱帯、南部は熱帯気候であるため、日本よりも雨が多く高温多湿で、6~9月頃は台風も多くなります。台湾本島は大きく北部(台北など)・中部(台中など)・南部(高雄や台南など)・東部(太魯閣(タロコ)峡谷など)の4つのエリアに分けることができ、ほかのエリアに比べ開発が進んでいない東部を中心に豊かな自然も多く残されています。
また、台湾といえば小籠包やマンゴーかき氷をはじめ、グルメの宝庫であることも忘れてはいけません。グルメ以外にも夜市やマッサージ、カラフルな雑貨など旅の楽しみがたくさんあり、日本語が通じやすいため海外旅行が初めてでも行きやすいでしょう。さらに台北の中心から少し足を伸ばせば、有名なアニメのモデルとなった「九份」や、夕日が美しい「淡水(ダンシュイ)」などもあり、見どころもたくさん。台北市内は地下鉄MRTやバスなど交通網が発達しているので、移動がしやすいのも特徴のひとつです。
台湾へのアクセス方法
台湾の主要な空港といえば、台北にある桃園(タオユェン)国際空港と台北松山(ソンシャン)空港の2つ。日本から台北行きの直行便は各地の空港で運航されていますが、今回は東京から出発した場合を例に見ていきましょう。
成田国際空港からは桃園国際空港行きの直行便のみ出ており、所要時間は約3時間35分~4時間10分。日本航空(JAL)・全日空(ANA)・チャイナエアライン・エバー航空・スターラックスなどのフルキャリアサービスのほか、タイガーエア台湾やPeach、ジェットスター・ジャパンなどのLCCも数多く、毎日15便以上のフライトが運航しています。
一方、羽田空港(東京国際空港)からは桃園国際空港行き・台北松山空港行きの直行便が出ており、所要時間は約3時間25分~4時間10分。桃園国際空港行きはタイガーエア台湾・Peachの2社から、台北松山空港行きは日本航空(JAL)・全日空(ANA)・チャイナエアライン・エバー航空の4社から運航されています。発着便数が多くLCCも運航しているのは桃園国際空港ですが、台北松山空港は市内へのアクセスがよいので、状況によって使い分けるとよいでしょう。
運賃は時期によってかなり変動がありますが、LCCで往復40,000~60,000円程度、フルキャリアサービスで往復60,000~100,000円程度が相場といえそうです。LCCだと時期によっては往復3万円台で行ける場合もあるので、旅費を安く抑えたい方はそれらのフライトの利用を検討するとよいでしょう。
※フライト情報は2024年2月時点のものです。
台北周辺でおすすめのホテル9選!
ここからは、東武トップツアーズが厳選した台北でおすすめのホテルをご紹介します。今回は、人気観光エリアの迪化街や中山エリアを中心にMRTの駅から近くてアクセスしやすいホテルをピックアップしました。コスパのよいホテルから非日常を味わえるラグジュアリーホテルまで揃っているので、ぜひ旅の予算や好みに合わせて選んでくださいね。
シーザーパークホテル台北
MRT台北駅のM6出口に直結しており、駅から徒歩約1分と抜群のアクセスのよさを誇る「シーザーパークホテル台北」。地下鉄や高速鉄道、バスなどを利用するのに便利な立地にあり、街中はもちろん市街への移動もしやすいのが魅力です。全478室の客室は異なる6つのタイプとスイートルームで構成され、客室内にはアメニティグッズやミニバー、電気ポットなどを完備。バスタブや温水洗浄付きトイレなども備え付けられており、日本語にも対応しているため海外旅行に慣れていない方も利用しやすいでしょう。
館内のビュッフェコーナーや中華レストランのほか、地下には日系のファストフード店などが多数揃っています。
- 住所
- 〒10041(100007)台北市中正區忠孝西路38号セクション1
- アクセス
- 【公共交通】MRT台北駅から徒歩約1分
ミラマーガーデン台北
2023年2月にリニューアルオープンした「ミラマーガーデン台北」は、日本語対応可能で日本の観光客に人気のホテル。客室はすべての部屋で広さ40㎡以上・高さ3.1m以上と開放感があり、広々とした空間で旅の疲れを癒せるでしょう。またバスタブや温水洗浄付きトイレが完備されており、ミニバーや無料で視聴できるペイTVなど設備やサービスが充実しているのも嬉しいポイント。
館内には大浴場やサウナ、屋外温水プール、フィットネスセンターも完備しています。ホテルから徒歩約3分のバス停「進安公園」からは九份行きのバスが出ており、観光に便利です。
- 住所
- 〒10491(104100)台北市中山區市民大道三段83号
- アクセス
- 【公共交通】MRT忠孝復興駅およびMRT忠孝新生駅から徒歩約10分
グレイスリー台北
MRT忠孝新生駅から徒歩約1分とアクセスしやすく、商業施設が集まる中山(ジョンシャン)エリアとオフィス街の松江南京(ソンチャンナンチン)エリアに近接する「グレイスリー台北」は、観光はもちろんビジネスでの利用にもおすすめ。客室は落ち着いた色調にまとめられており、全室に設置された独立型バスルームでは足を伸ばしてお湯につかることができますよ。
ドライヤーや空気清浄機といった設備や、ナイトウェアや歯ブラシといったアメニティはもちろん、3階にはコインランドリーや製氷機もあり快適に過ごせるサービスが充実しています。また、カードキーによるセキュリティ対策がされているのも安心できるポイントです。
- 住所
- 〒100013 台北市中正區忠孝東路二段89号
- アクセス
- 【公共交通】MRT忠孝新生駅から徒歩約1分
シティスイーツ台北南西館
「シティスイーツ台北南西館」は、おしゃれなリノベカフェが集まる迪化街(ディーホアジエ)に位置するモダンなホテル。周辺にはグルメ夜市として有名な「寧夏夜市(ニンシャーイエシー)」があり、賑やかな中山エリアも徒歩圏内です。
日本人には嬉しい全室バスタブ付きで、シャンプーとボディーソープのほかにも無料のバスアメニティを用意。広々としたラウンジではお茶やコーヒーを無料で提供しており、チェックイン時やホテル出発前のひとときをゆったりと過ごせます。また、和・洋・中の様々な料理を揃えている朝食ビュッフェも人気。日本語対応可能で全館無料Wi-Fi完備しているほか、フィットネスセンターや会議室もあるのでビジネスパーソンにもおすすめです。
- 住所
- 〒103008 台北市大同區南京西路169号
- アクセス
- 【公共交通】MRT中山駅およびMRT北門駅から徒歩約10分
ハンプコートパレスタイペイ
「ハンプコートパレスタイペイ」は、ヨーロッパの宮殿をイメージしてつくられたバロック様式の外観が特徴的。内装やインテリアも豪奢なつくりで高級感があり、ゴージャスな気分で過ごせるでしょう。全129室の客室はツインルームのほか、ファミリールームなどもあり、グループ旅行や家族旅行での利用にもぴったり。客室にはコーヒーマシンも設置されており、無料でドリンクを楽しめます。また、館内には本格的なマシンを使えるフィットネスセンターやキッズルーム、コインランドリーなどの設備も完備。
最寄りのMRT松江南京駅までは徒歩6分とアクセスしやすく、すぐ近くにはコンビニやカフェなどもあります。
- 住所
- 〒10491(104075)台北市中山區建國北路二段7号
- アクセス
- 【公共交通】MRT松江南京駅から徒歩約6分
シティスイーツ台北駅前館
できるだけ安くて駅からのアクセスもよいホテルをお探しの方には「シティスイーツ台北駅前館」がおすすめ。MRT台北駅からは徒歩6分程とアクセスしやすく、人気観光エリアの迪化街やローカルグルメの宝庫の「寧夏夜市」も徒歩圏内と、非常に便利な立地にあります。駅からは地下通路を通って行けるので、雨の日に濡れる心配も少ないでしょう。
客室はシンプルながらも落ち着いた雰囲気にまとめられており、全室バスタブ付き。セルフチェックインを導入しており、スムーズなチェックインが可能です。
- 住所
- 〒103011 台北市大同區延平北路一段51号
- アクセス
- 【公共交通】MRT台北駅から徒歩約6分/MRT北門駅から徒歩約5分
ミッドタウンリチャードソン
“台湾の原宿”と呼ばれる西門町(シーメンディン)に位置し、最寄りのMRT西門駅から徒歩約1分の「ミッドタウンリチャードソン」は黒を基調としたモダンなホテル。すぐ目の前には賑やかな繁華街が広がり、台北最大のパワースポットの龍山寺(ロンシャンスー)にも近い好立地にあります。
様々なタイプの部屋があるので、目的や人数に合わせて選びやすいでしょう。館内は無料Wi-Fiを完備しており、フロントは日本語対応が可能。24時間荷物預かりや、アイロンやベビーベッドなどの貸し出しも行っています。
- 住所
- 〒100005 台北市中正區秀山街4号
- アクセス
- 【公共交通】MRT西門駅から徒歩約1分
オークラプレステージ台北
ホテルオークラチェーンの「オークラプレステージ台北」は、手厚いサービスで優雅なひとときを過ごせるラグジュアリーホテル。ハイブランドのショップや高級レストランなどが集まる中山エリアに位置し、最寄りのMRT中山駅からは徒歩約4分でアクセスできます。
客室はバスタブ・温水洗浄付きトイレが完備されており、アメニティも充実。館内には屋上プールやフィットネスジムのほか、ジャグジー風呂やサウナなどを完備した大浴場もあり、広い湯船でしっかりと旅の疲れを癒せますよ。朝食ビュッフェは和食メニューも充実しているので、異国での食事に慣れない方にも安心ですね。
- 住所
- 〒10450(104008)台北市中山區南京東路一段9号
- アクセス
- 【公共交通】MRT中山駅から徒歩約4分
リージェントタイペイ
百貨店や高級ブティックが並ぶ中山北路に位置し、人気観光エリアの迪化街にも近い絶好のロケーションが魅力の「リージェントタイペイ」。538の客室に加え、屋上の温水プールやフィットネスセンター、サウナ付き大浴場、スパ、レストラン、ショッピングセンターなどあらゆる施設が整った台北を代表する高級ホテルです。
様々なタイプの部屋を用意しており、すべての客室には大理石のバスタブや温水洗浄付きトイレが備わっています。また、8種の枕から好みのものを選択できるサービスがあるのも嬉しいところ。
日本人スタッフが駐在しており、レストランの予約や観光地案内などもコンシェルジュにお任せできます。
- 住所
- 〒10491(104010)台北市中山區中山北路二段41号
- アクセス
- 【公共交通】MRT中山駅から徒歩約8分
まとめ
今回は、台北の歴史や特徴などを解説するとともに、おすすめのホテルを厳選してご紹介しました。
いずれもMRTの駅から徒歩数分とアクセスしやすい立地にあり、空港や観光スポットまでの移動はしやすいので、予算や部屋タイプなどで決めるとよいでしょう。比較的安く泊まれてコスパのよいホテルから非日常気分を味わえるラグジュアリーホテルまでピックアップしているので、ぜひ台北旅行の際の参考にしてくださいね。