奈良のおすすめ観光スポット17選!グルメやイベントを紹介
奈良県は、日本の仏教の文化や歴史を色濃く残す寺社仏閣が数多く点在している場所です。世界遺産や重要文化財、国宝を有するだけでなく、雄大で美しい自然が楽しめるのも奈良県の魅力のひとつ。鹿が自由に歩き回る奈良公園や、春に桜の名所として知られる吉野山など、一年を通して観光を楽しめます。また、大阪や京都からのアクセスも良く、利便性の高さも魅力です。今回は、奈良県のおすすめ観光スポット17選をご紹介します。
目次
1-1. 奈良公園

奈良県を代表する観光地「奈良公園」は、東西約4kmと南北約2kmに広がる広大な自然公園です。園内では野生の鹿が自由に歩き回る姿が見られ、訪れる人々を和ませてくれます。春日大社や興福寺、東大寺などの歴史的建造物も隣接しており、樹齢1000年を超える巨木や芝生に囲まれた美しい景観も魅力のひとつです。奈良公園の美しい景観からも「歴史公園」と称され、万葉集にも多く詠まれたこの地は、四季折々の自然が楽しめるスポットとして年間を通じて人気です。特に桜の咲く春や、紅葉が美しい秋のシーズンがおすすめです。
- 住所
- 〒630-8212 奈良市春日野町全体
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】京奈和自動車道 木津IC/西名阪自動車道 天理ICより車で約20分
※収容台数275台の奈良登大路自動車駐車場のみ駐車可能
【公共交通】近鉄奈良駅より徒歩約5分、JR奈良駅より徒歩約20分 - 電話番号
- 0742-22-0375
- 営業時間
- 9:00~22:00
- 定休日
- なし
- 料金
- 入園無料
※東大寺・春日大社など一部施設は別途拝観料が必要。
1-2. 平城宮跡歴史公園

平城宮跡歴史公園は、約1300年前に存在した「平城宮」の跡地です。現在は古都奈良の文化財の一部として世界遺産に登録されており、歴史や文化を体感できる貴重なスポットです。園内には、朱雀門ひろばや平城宮いざない館、第一次大極殿などが整備されており、往時の宮殿の雰囲気を感じながら見学できます。また、レンタサイクルも用意されており、自転車で広大な敷地をのんびり巡るのもおすすめです。春の桜や秋の紅葉、夏のツバメのねぐら入り、澄んだ星空など、四季折々の自然も楽しめる魅力あふれる公園です。
- 住所
- 〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南3丁目5−1
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】第二阪奈有料道路 宝来IC出口より約10分
【公共交通】近鉄奈良駅・JR奈良駅西口→近鉄大和西大寺駅方面行きバス乗車→『朱雀門ひろば前』バス停下車すぐ - 電話番号
- 0742-36-8780
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 【朱雀門】月曜日(月曜が祝日の場合はその翌平日)、年末年始
※その他各施設によって異なります。 - 料金
- 入園無料 ※展示施設は一部有料。
1-3. 室生山上公園芸術の森

室生山上公園芸術の森は、奈良県が進める「アートアルカディア構想」のシンボルとして整備された芸術空間です。彫刻家・井上武吉氏の構想をもとに、世界的に有名なアーティスト、ダニ・カラヴァンによって作品化されました。もともとは地すべり対策の跡地を活用しており、公園というよりは芸術作品の展示空間としての性格が強いスポットです。約7.8haの広大な敷地に、自然環境と調和したモニュメントが点在し、見る人を魅了します。作品の保護体制も整備されており、細心の注意を持って管理されているため、今日までその姿が大切に伝えられています。展示会・演奏会などのイベント会場としても活用されており、文化的な時間を過ごすのにぴったりの場所です。
- 住所
- 〒633-0421 奈良県宇陀市室生181番地
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】名阪国道 針ICより車で約15~20分
【公共交通】室生口大野駅より交通バス「室生寺前」下車、その後徒歩 - 電話番号
- 0745-93-4730
- 営業時間
- 4月~10月:10:00~17:00
3月・11月・12月:10:00~16:00 - 定休日
- なし
- 料金
- 大人410円 高校生200円 中学生以下無料
1-4. 吉野山

吉野山は、山肌に沿って約8kmにわたる桜の絶景が楽しめる、奈良県を代表する観光名所です。古来より桜の名所として知られており、シロヤマザクラを中心に約3万本もの桜が山を覆うように咲き誇ります。その光景は、開花の時期が標高に応じて徐々に進むことからも「一目千本」と称され、多くの花見客を魅了します。桜だけでなく、初夏にはアジサイ、秋には紅葉と四季折々の自然も楽しめる点が魅力です。また、吉野山は修験道の聖地としても知られ、大峯信仰登山の拠点となってきました。2004年7月には「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。
自然と信仰が調和した、歴史ある山として訪れる価値のあるスポットです。
- 住所
- 〒639-3115 吉野郡吉野町吉野山
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】南阪奈道路 葛城ICより車で約60分 ※春の観桜期は山上までの通行規制あり
【公共交通】近鉄「吉野駅」よりロープウェイまたは路線バスで約10分、「吉野山」下車後すぐ - 電話番号
- 0746-32-1007
- 営業時間
- 通年解放
- 定休日
- なし
1-5. 曽爾高原

曽爾高原(そにこうげん)は、倶留尊山(くろそやま)と亀山の西麓に広がる高原地帯です。一面にすすきで覆われており、春から夏にかけては緑の草原が、秋には黄金色のすすきが風に揺れる幻想的な光景が広がります。
かつては茅葺き屋根の材料としてすすきを育て、伊勢神宮にも出荷されてきた歴史があります。現在は、「曽爾高原を守る会」によって保全活動が続けられています。
自然の美しさと人の営みが融合したこの高原は、四季折々の表情を見せてくれます。
- 住所
- 〒633-1202 宇陀郡曽爾村太良路
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】名阪国道 針ICより榛原経由で約45分
【公共交通】近鉄 名張駅から三重交通「山粕西行」バス→「太良路」バス停下車→徒歩45分
※10月~11月のみ 曽爾高原行きバスあり - 電話番号
- 0745-94-2106(曽爾村企画課)
- 営業時間
- 通年解放
- 定休日
- なし
- 料金
- 無料
1-6. 谷瀬の吊り橋

谷瀬の吊り橋は、奈良県十津川村にある長さ297m、高さ54mの鉄線吊り橋で、上野地と谷瀬地区を結んでいます。日本有数の長さを誇り、眼下には清流・十津川が流れ、周囲を山々が囲む絶景スポットです。橋は歩くたびに揺れるため、スリルを味わいながら渡る体験ができ、多くの観光客に親しまれています。もともとは、度重なる洪水で流されていた丸太橋に代わる生活用インフラとして、地元住民による高額な出費で建設されました。現在は観光客にも無料で開放され、地元の歴史と風景が融合する名所として人気を集めています。
- 住所
- 〒637-1103 吉野郡十津川村上野地65-2
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】京奈和道五條ICから国道168号経由にて約1時間
【公共交通】JR五条駅→奈良交通バス新宮行き特急バスで1時間30分、『上野地』バス停下車、徒歩すぐ - 電話番号
- 0746-63-0200(十津川村観光協会)
- 営業時間
- 通年解放
- 定休日
- 木曜日
1-7. みたらい渓谷

みたらい渓谷は、奈良県吉野郡天川村にある自然豊かな渓谷です。エメラルドグリーンの清流と複数の滝が織りなす景観が魅力です。遊歩道が整備されており、散策しながら渓谷美を堪能できます。途中には吊り橋もあり、そこから滝を見下ろしたり、川底が透けて見えるほどの透明な水に感動したりと、見どころ満載です。特に秋の紅葉シーズンは人気で、赤や黄色のかえでが色づき、ダイナミックで美しい自然風景が広がります。夏は新緑、冬は雪景色など、四季折々の風景が楽しめるのも特徴です。毎年11月には「天の川もみじ祭り」も開催され、多くの観光客で賑わいます。
- 住所
- 〒638-0303 吉野郡天川村北角
- 最寄駅などからのアクセス
- 【公共交通】近鉄 下市口駅から奈良交通バス→洞川温泉行及び中庵住行バス→『天川川合』バス停下車 徒歩40分
- 電話番号
- 0747-63-0999(天川村総合案内所)
- 営業時間
- 通年解放 ※ただし、日没後の入山は非推奨。
- 定休日
- なし ※道路規制・積雪により通行不可の場合あり
- 料金
- 無料
1-8. 面不動鍾乳洞

面不動鍾乳洞は、奈良県吉野郡天川村の洞川温泉エリアに位置し、洞川の里を見下ろせる高台にある鍾乳洞です。関西エリアでは最大級の規模を誇り、天然記念物として文化財にも指定されています。昭和8年に発見され、その後5年の歳月をかけて整備されました。かつては周辺集落全体が大規模な鍾乳洞だったと考えられています。現在は一部のみが残され、面不動鍾乳洞として公開されています。鍾乳洞内は年間を通して平均8℃とひんやりしており、夏は涼しく、冬には外気より暖かく感じられるため、四季を通じて快適に見学できます。
- 住所
- 〒638-0431 奈良県吉野郡天川村洞川673-89
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】南阪奈道路新庄ICから県道169号、国道309号経由で約1時間20分
【公共交通】近鉄下市口駅→奈良交通バス洞川温泉行き→終点下車、徒歩40分 - 電話番号
- 0747-64-0352
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 年末年始 ※天候により休業の場合あり
- 料金
- 大人450円 子ども200円
1-9. 若草山

若草山は、3つの笠を重ねたように見えることからも「三笠山」とも呼ばれる奈良の代表的な観光名所です。山全体が芝生で覆われ、面積は約33haにも及びます。山頂からは「新日本三大夜景」の一つにも選ばれた絶景が楽しめるほか、史跡・鶯塚古墳もあり、歴史にも触れられるスポットです。また、毎年1月には山全体を焼き尽くす伝統行事「若草山焼き」が開催され、冬の夜空を彩る花火との競演も見どころです。
- 住所
- 〒630-8114 奈良市芝辻町543 奈良公園事務所
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】新若草山ドライブウェイ(有料)経由、若草山頂駐車場から徒歩5分 ※駐車場無料
【公共交通】JR奈良駅、近鉄奈良駅→奈良交通バス(市内循環外回り)『東大寺大仏殿・春日大社前』・『春日大社表参道』バス停下車、徒歩約15分 - 電話番号
- 0742-22-0375
- 営業時間
- 9:00~17:00 ※開山期間中
- 定休日
- 1月・2月
- 料金
- 大人150円、小人80円(2歳以下無料)
1-10. ならまち

ならまちは、かつての元興寺(がんこうじ)の旧境内を中心に広がるエリアで、奈良の歴史や文化を色濃く残す町並みが特徴です。平城京時代の道筋をもとに形成された通りには、昔ながらの町家が立ち並び、軒先に提灯が揺れるなど、情緒あふれる風景が広がっています。
江戸時代には酒造りや甲冑、一刀彫といった職人文化が発展し、現在はその町家を活かしたカフェや雑貨店、工芸品店などが点在し、観光客にも人気のスポットとなっています。歴史的な町並みと現代的なおしゃれな店舗が融合した空間で、ぶらりと歩くだけでも楽しめます。
- 住所
- 〒630-8392 奈良県奈良市中院町
- 最寄駅などからのアクセス
- 【公共交通】近鉄奈良駅 徒歩15分・JR奈良駅 徒歩20分
- 電話番号
- 0742-30-0230(奈良市観光協会)
- 営業時間
- 店舗によって異なります
- 定休日
- 店舗によって異なります
1-11. 東大寺

写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー
東大寺は、奈良時代に聖武天皇の願いで建立された大寺院で、奈良の大仏と親しまれる本尊「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」をまつる大仏殿が有名です。平城京の東に位置する官立寺院として「東大寺」と呼ばれるようになりました。国分寺の中心寺院で、仏教の研究・僧侶を養成する学問寺の役割もありました。二度の兵火により伽藍の大部分を失いましたが、その都度再建され、現在の大仏殿は横幅が創建当時の約7割程度の規模ながらも、世界最大級の木造建造物として圧倒的な存在感を放ちます。伝統行事「修二会(お水取り)」をはじめ、春には桜、秋には紅葉が美しく彩り、四季折々の表情が訪れる人を魅了します。
- 住所
- 〒630-8587 奈良市雑司町406-1
- 最寄駅などからのアクセス
- 【公共交通】JR奈良駅・近鉄奈良駅より市内循環バス「東大寺大仏殿・春日大社前」下車徒歩5分
- 電話番号
- 0742-22-5511
- 営業時間
- 大仏殿(4~10月)7:30~17:30(11~3月)8:00~17:00
- 定休日
- なし
- 料金
- 大人800円 小学生400円
1-12. 橿原神宮


橿原神宮は、日本書紀の記述をもとに神武天皇が即位した地に創建された神社です。神話に基づいた由緒正しき地であり、第一代天皇を祀る神社として全国から参拝者が訪れます。境内には約300m続く表参道がまっすぐに伸び、両脇を囲むカシ類を中心とした約7万6,000本の木々が静寂な雰囲気を醸し出します。境内で最も古いとされる「深田池」は、神宮創建以前から存在していたとされ、現在も野鳥の飛来地として親しまれています。池の周囲には遊歩道が整備され、自然を感じながらの散策も楽しめます。
- 住所
- 〒634-8550 奈良県橿原市久米町934
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】南阪奈道路 葛城IC 大和高田バイパス 経由より約15分
【公共交通】橿原線、南大阪線、吉野線「橿原神宮前駅」中央口から徒歩約10分 - 電話番号
- 0744-22-3271
- 営業時間
- 5:00~18:00 ※季節によって異なります
- 定休日
- なし ※ただし臨時休館あり
- 料金
- 無料 ※宝物館拝観料:700円(企画展により異なる)
1-13. うだ・アニマルパーク

うだ・アニマルパークは、奈良県宇陀市にある入園無料の体験型動物施設です。約8.2haの広大な敷地には、牛・ポニー・ヤギ・羊・ウサギ・モルモットなどの動物たちが飼育されており、間近でふれあうことができます。施設内では、牛の乳しぼり体験やポニーの乗馬体験(有料)といった参加型イベントが随時開催され、子どもから大人まで楽しく学べる場所として人気です。ふれあい広場のほかにも、小さな子どもが楽しめる遊具がある展望広場や、学習展示が充実した動物学習館なども完備されています。動物を通じて「いのち」や「食」の大切さを学べる、ファミリー層におすすめのスポットです。
- 住所
- 〒633-2112 奈良県宇陀市大宇陀小附75-1
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】名阪国道 針IC 吉野大峯方面 約25分
【公共交通】奈良交通大宇陀(内原)行きバス「五十軒」下車 徒歩5分 - 電話番号
- 074-587-2520
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 月曜日 ※祝日の場合は翌平日
- 料金
- 入園無料 ※一部体験は有料
1-14. 奈良国立博物館

奈良国立博物館は、奈良市にある日本で2番目に古い国立博物館で、仏教美術に特化したコレクションを有する文化施設です。国宝や重要文化財指定された仏像・絵画・工芸品など、貴重な展示品が数多く収蔵・公開されています。
施設内は、新館・仏像館・青銅器館・なら仏像館といったエリアに分かれており、幅広い年齢層が楽しみながら学べる展示構成になっています。また、敷地内には茶室や日本庭園もあり、四季折々の自然を感じながらゆったりと散策が可能です。
館内にはカフェやレストランも併設されており、アートと自然の両方を楽しめるスポットとして人気です。
- 住所
- 〒630-8213 奈良市登大路町50番地
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】西名阪自動車道・天理ICより約15分
【公共交通】JR奈良駅→市内循環バス外回り「氷室神社・国立博物館」バス停下車すぐ - 電話番号
- 050-5542-8600
- 営業時間
- 9:30~17:00 ※入館は16:30まで
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館) 年末年始
- 料金
- 大人700円 大学生350円 高校生以下・18歳未満・70歳以上は無料
1-15. 洞川温泉

写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー
洞川温泉は、奈良県吉野郡天川村にある標高約820mの高地に位置する歴史ある温泉地です。修験道の霊場「大峯山」への参拝者の湯治場としても親しまれてきました。澄んだ空気と清流が流れる自然豊かな環境の中に、風情ある旅館や土産店が軒を連ね、昔ながらの温泉街の情緒を色濃く残しています。夜になると町並みに提灯が灯り、幻想的な雰囲気に包まれるのも魅力の一つです。温泉はミネラル分を豊富に含んでおり、柔らかい湯ざわりと肌へのなじみやすさが特徴です。周辺では名水と呼ばれる湧き水も楽しめることから、水が美味しいことでも知られています。
- 住所
- 〒638-0431 奈良県吉野郡天川村洞川
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】南阪奈道路終点葛城IC・高田バイパス経由にて約1時間
【公共交通】下市口駅(近鉄吉野線 大阪阿部野橋・橿原神宮前方面)→奈良交通バス(洞川温泉行き)→終点 - 電話番号
- 0747-64-0333 (洞川温泉観光案内所)
- 営業時間
- 11:00~20:00 ※各施設により異なる
- 定休日
- 水曜日 ※各施設により異なる
- 料金
- 各施設によって異なる
1-16. 山の辺の道

写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー
山の辺の道は、日本最古の道とも言われる古道で、奈良盆地の東縁を南北に縫うように続いています。全長約16kmにもおよび、桜井市から天理市までを結ぶルートは、のちに整備され「山の辺の道」として親しまれるようになりました。古代の文献『日本書紀』にも登場し、歴史的な価値の高い道として知られています。
沿道には、三輪山をご神体とする大神神社や、石上神宮といった格式の高い神社が点在し、歴史ある建築や風景を楽しみながら散策できます。四季折々の自然風景が広がり、ハイキングやトレッキングコースとしても人気です。道中には地元の人々による無人販売所が設置されており、新鮮な野菜や果物を購入できるのも魅力の一つです。
- 住所
- 奈良県桜井市~天理市周辺(奈良盆地東麓)
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】専用駐車場なし(公共交通機関の利用推奨)
【公共交通】JR桜井駅・天理駅から各散策ルートへアクセス可能 - 電話番号
- 0743-63-1001(天理市観光協会)
- 営業時間
- なし
- 定休日
- なし
- 料金
- 無料
1-17. 春日大社

春日大社 中門・御廊
春日大社は、日本全国に3000社ある春日神社の総本社として知られていて、奈良を代表する神社の一つです。768年、藤原氏の氏神を祀るために創建され、以来1,200年以上の歴史を持ちます。境内は御蓋山(みかさやま)の麓に広がり、自然と調和した神聖な空間が魅力です。
朱塗りの社殿群は優美で、春日造と呼ばれる独自の建築様式を今に伝えています。「古都奈良の文化財」の構成資産の一つとして世界遺産にも登録されており、国内外から多くの参拝者が訪れます。縁結びのご利益でも有名で、全国で唯一「夫婦の大國様」が祀られていることでも親しまれています。
- 住所
- 〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160
- 最寄駅などからのアクセス
- 【車】名神高速道「京都南IC」から京奈和自動車道経由より約60分
【公共交通】JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」→奈良交通バス(春日大社本殿行き)→「春日大社本殿」バス停、下車すぐ - 電話番号
- 0742-22-7788
- 営業時間
- 3月~10月 6:30~17:30 11月~2月 7:00~17:00
※御本社(大宮)参拝所
※その他各施設により変動あり - 定休日
- なし
- 料金
- 700円(本殿特別参拝)
2. 奈良に観光で訪れたい!おすすめのイベント
2-1. 風鈴まつり

写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー
奈良の夏の風物詩として親しまれている「風鈴まつり」は、おふさ観音で毎年7月1日から9月末まで開催される人気イベントです。境内には約2,500個もの風鈴が飾られ、風が通るたびに涼やかな音色が響き渡ります。その幻想的な光景は、訪れる人々の目と心を癒します。風鈴は厄除けや健康祈願の意味も込められており、冷蔵庫のなかった時代、夏場の体調管理や食あたり防止を願う風習と結びついて広まりました。おふさ観音が「健康祈願の寺」として知られる背景もあり、このイベントには深い意味が込められています。
また、境内では日本各地の名産風鈴の展示販売も行われ、音やデザインの違いを楽しみながらお土産として購入することも可能です。写真映えも抜群のため、夏に奈良を訪れるならぜひ立ち寄っておきたいイベントの一つです。
2-2. 平維盛の大祭
「平維盛の大祭」は、毎年7月第4土曜日に野迫川村で開催される一大イベントです。フィナーレを飾る花火大会では、約3,000発もの打ち上げ花火が山間の夜空を彩り、迫力満点の光と音の演出が楽しめます。
祭りの会場には平家の赤旗がはためき、「野迫川夜叉太鼓」や「御霊祭」「燈火会」など多彩な催しが行われます。また、アーティストによるコンサートも開かれ、例年多くの観光客で賑わいます。イベントは16:30ごろから始まり、花火の轟音が山々にこだまして、心に残る体験になるはずです。
2-3. 猿沢池 采女祭

写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー
猿沢池采女祭は、中秋の名月の夜に行われる采女の霊を慰めるための例祭です。
祭りの舞台となる采女神社は、猿沢池のほとりにある末社で、奈良時代の女官・采女の霊を慰めるために建立されました。
采女は、天皇の寵愛を失った悲しみから池に身を投じたとされ、その魂を慰めるため、社殿が池に背を向けて建てられたという逸話も残ります。
祭りでは、古式ゆかしい衣装をまとった一行が「花扇奉納」の儀式を行い、その後、管絃船に乗って猿沢池を周遊します。月明かりの下で笛の音が響き、幻想的な雰囲気が漂います。
2-4. 夏祭り ススキ提灯献灯行事
「ススキ提灯献灯行事」は、奈良県御所市の鴨都波神社で行われる夏祭りで、奈良県指定無形民俗文化財にも登録されています。氏子地区によるススキを使った手作りの提灯が奉納され、神社の境内を幻想的な光で包み込みます。
この提灯に灯される火は、神職によって起こされた神聖な火。五穀豊穣、無病息災、家内安全などを祈願し、神前に捧げられます。静けさのなかで揺らめく提灯の灯りは、夏の終わりを告げる風物詩です。
3. 奈良観光で味わいたい!おすすめのグルメ
3-1. 奈良漬

奈良漬は、野菜を塩漬けにしたあとに酒粕に何度も漬けて熟成させたものです。酒粕ならではの独特な風味があり、古くから伝えられてきた文化でもあります。適度な塩気もあるのでご飯のおかずとしても食べられており、シロウリやキュウリがメインです。
3-2. 柿の葉寿司

柿の葉寿司は、サバを中心とした魚介と酢飯を一緒にして柿の葉で包んで作る押しずしのことをいいます。もともと、お祝い用として作られているものになり、お寿司の乾燥を防ぎつつ風味を豊かにしてくれる効果もあります。
3-3. 三輪そうめん

三輪そうめんは奈良県の桜井市で作られる手延べそうめんです。三輪山をご神体とした大神神社の神事を通して作られたものでもあり、細くしっかりとした食感が特徴です。そうめんの一つのブランドとしても認知されています。
3-4. 吉野葛

奈良県の吉野地方で作られている葛のことです。葛の根より採取した粉を使い、吉野晒しという独自の方法を使って作られます。なめらかで添加物を一切含まず作られ、口当たりの良さもおいしさの理由です。
4. 奈良観光で巡りたい!モデルコース
奈良県にはたくさんの見どころがあり、どこを回るべきか迷ってしまいます。
大自然を巡るもよし、神社や歴史的な建造物を中心に回る方法もあります。
奈良県でどう回るか迷っている人向けに、モデルコースを紹介します。
4-1. 1泊2日
【1日目】
のんびりと奈良公園を中心に観光するコースです。
近鉄奈良駅より、猿沢池や興福寺、春日大社、東大寺、法華堂などのメインとなる奈良公園内を中心にめぐっていきます。春日荷茶屋に立ち寄る時間があれば、万葉集にちなんだメニューを堪能するのもおすすめです。ヨモギ団子や、ぜんざいなどの甘味もあるので、ちょっとした一休みをしつつ巡ってみるのも面白いと思います。
【2日目】
お土産も探しに、ならまち方面に足を運んでみてください。どこか懐かしい町のなかをゆっくりと歩きつつ、フォトスポットを探してみてください。休憩は、町家を改装した茶論 奈良町店で抹茶を楽しむもよし、茶道体験に挑戦してみるのもおすすめです。春鹿酒蔵ショップで地酒の利き酒体験もできるので、お気に入りのお酒をお土産にしてみてください。もし、時間があるときは浮見堂にも足を延ばしてみるといいでしょう。水面に映る姿が美しいと憩いの場としても人気があります。
4-2. 2泊3日
【1日目】
十分に時間があるからこそ、世界遺産巡りを楽しみましょう。まずは、春日大社や東大寺、大仏殿、奈良公園などの定番スポットをゆっくりと巡っていきます。東大寺 二月堂は、春を呼ぶお祭りとしても知られており、再建され国宝となりました。とても趣のある建物なので、東大寺を訪れた際は一緒に巡るのをおすすめします。
【2日目】
2日目は奈良県の西部方面に足を延ばします。薬師寺や平城宮跡、朱雀門、東院庭園などの人気スポットを中心にめぐっていきます。薬師寺も、国宝として残っているのが東塔のみとなりますが、当時の白鳳時代の魅力を伝えてくれる貴重な財産です。平城宮跡も広いので十分な時間を確保して訪れるのをおすすめします。
【3日目】
3日目は法隆寺や大宝蔵院、中宮寺などの斑鳩方面に足を延ばすのがおすすめです。
近鉄奈良駅でのお土産探しも忘れないようにしていきましょう。もし、時間に余裕があるときはならまちまで行き、雑貨やおいしいグルメも食べてみてください。
5. まとめ
奈良県にはたくさんの魅力あふれる観光地やグルメがあることがわかってもらえたと思います。歴史的な建造物が多いのはもちろん、文化財、世界遺産など奈良にしかないものが多く、十分な時間をかけて巡るのをおすすめします。
また、奈良公園を始め、吉野山など自然が多く歴史と自然が融合しているのも奈良だからこそ、楽しめる景色と言えるでしょう。華やかさこそかけるかもしれませんが、ゆっくりと歴史に触れる旅がしたい人にこそおすすめです。
この記事を書いた人
国内旅行、海外旅行のツアー検索や予約、ホテル検索なら旅行情報の東武トップツアーズへ!
ツアー検索や宿泊予約、ホテル検索など、目的に合わせて国内・海外のお得なツアーを多数取り揃えております。宿泊施設や観光情報が検索できる旅行の総合サイトです。コラムでは、全国のおすすめの宿やホテル、観光スポットやグルメなどあなたの旅行の想い出作りとなるようなきっかけを提供しています!
国内旅行・ツアー
旅館・ホテル
海外ツアー








