1. 宮﨑の特徴と魅力 宮崎は、1年の平均気温が約17度の温暖な気候と快晴日数の多さから、「日本のひなた宮崎県」というキャッチフレーズをもつほど。豊かな自然からなる四季折々の美しい景色と美味しいグルメが魅力で、多くの名勝や観光スポットが点在し、その気候とリゾートとしての特性から、観光地としてはもちろん、Jリーグやプロ野球の多くのチームのキャンプ地として使われていることでも知られています。
また、鹿児島に次ぐ九州2番目の広さをもつ宮崎県は、県内の県北・県央・県西・県南の各エリアに、それぞれに魅力的な観光スポットが点在しています。例えば、県南エリアには、南北に約90kmもの美しい海岸線が広がる「日南海岸」、県西エリアには、古からの伝説が残る「霧島連山」や四季折々の美しい景色が楽しめる「えびの高原」、県北エリアには、国の名勝・天然記念物に指定されている「高千穂峡」や、壮大な海の景色を望む「日向灘」、そして宮崎県の中心である宮崎市がある県央エリアと、各地で魅力的な観光スポットがあります。
2. 宮﨑でおすすめの観光スポット8選 ここからは、数ある宮崎の観光スポットのなかから、おすすめのスポットを8つ紹介します。
豊かな自然を感じられる場所から、一度は目にしたい景勝地、歴史を感じられる穴場スポットまで、幅広く紹介するので、行きたいと思ったスポットを中心に宮崎への旅行計画を立ててみてください。
2-1. 高千穂峡(県北エリア) 神秘的な渓谷美が訪れる人を魅了する「高千穂峡」は、日本有数の景勝地として人気のスポットです。阿蘇山の火山活動によって作られた高さ約70〜100mの断崖は、約7kmにも及び、眺めるだけで息をのむほどの美しさ。
この高千穂峡の一番の見どころは、高さ約17mの高さから水が激しく流れ落ちていく姿が圧巻の「真名井の滝」です。この滝は日本の滝百選にも選ばれている名瀑で、夏にはライトアップも楽しめます。
高千穂峡には約1kmの遊歩道も整備されており、「真名井の滝見台」のほか、高千穂峡にかかる3つの「高千穂三橋」を同時に眺められる撮影スポットや、「鬼八の力石」など、高千穂の伝説や神話にゆかりのあるスポットを巡ることができます。また、高千穂峡はボートに乗って楽しむこともできます。エメラルドグリーンに輝く水面から高千穂峡を見上げるだけで、まるで異世界に迷い込んだよう。この貸しボートは大変人気なので、事前予約をするようにしましょう。
高千穂峡周辺には、「高千穂神社」や「天岩戸神社」など、古くからの神話が残る神社や名所が数多くあるので、ゆっくり時間をとって一緒に訪れるのもオススメです。
住所 〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井
最寄駅などからのアクセス 【車】九州中央自動車道 日之影深角ICより約13分 【公共交通】JR延岡駅から宮崎交通バスで約1時間30分、終点下車後、車で約8分
電話番号 0982-73-1213(高千穂町観光協会 8:30~17:30)
その他備考など 第1、第2駐車場は有料、第3駐車場は無料 体験ツアーや観光ガイドの営業時間、料金などは公式サイトをご確認ください 2-2. 日向岬・馬ケ背(県北エリア) 写真提供:宮崎県観光協会
日豊海岸国定公園の南にある「日向岬」は、美しいリアス式海岸から太平洋の壮大な景色を見ることができます。この一帯には、火山の溶岩が割れ目を作りながら固まった、「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」が見られ「日向岬の柱状節理」として国の天然記念物に指定されています。
見どころは、日本一の柱状節理の断崖絶壁「馬ケ背」です。遊歩道の先にある展望台からは、太平洋の大パノラマを拝むことができます。そして、圧巻なのは2022年にガラス張りにリニューアルされた展望スペース「スケルッチャ!」。海にせり出したガラスの足元から見下ろす断崖絶壁は、足がすくむほどのスリルを感じられます。
近くには、十字(クルス)に見える岩礁の裂け目と、その近くの岩場の姿が「叶」の文字に見えることから、願いが叶うと言われる「クルスの海」があります。展望台には、願いを天に届けるための鐘があるので、大切な人と鳴らしてみてはいかがでしょう。
住所 〒883-0001 宮崎県日向市細島1-1
最寄駅などからのアクセス 【車】東九州自動車道 日向ICより約14分 【公共交通】JR日向市駅から車で約15分
電話番号 0982-54-6177(馬ヶ背観光案内所)
営業時間 馬ヶ背茶屋 8:30~17:30(10月~3月)/9:00~18:00(4月~9月)
その他備考など 無料駐車場あり(70台) 2-3. 青島(県央エリア) 写真提供:宮崎県観光協会
宮崎市の南東沿岸に浮かぶ「青島」は、島全体がパワースポットと言われている島です。宮崎からは橋で繋がっており、青島駅から徒歩で向かうことができます。周囲約1.5kmの島内には、「青島神社」や「鬼の選択岩」などの名所も多く、亜熱帯の植物が彩る様子は、まさに南国。宮崎らしさを感じられる人気スポットです。
青島のみどころは、島内に点在する名所やおしゃれなお店の数々。宮崎の定番観光スポットである「青島神社」は、縁結びにご利益のある神社で、ハートの形をした絵馬など恋にまつわるアイテムやスポットがあります。島を取り囲む波状岩「鬼の洗濯板」も見どころ。引き潮の時には磯遊びも楽しめます。他にも美しい亜熱帯植物が咲き誇る「宮交ボタニックガーデン青島」や、リゾート気分を存分に味わえる「AOSHMA BEACH PARK」といった青島ならではの場所にもぜひ訪れてみてください。
また、シーカヤックやシーサップ、サーフィンといったマリンアクティビティも楽しめるので、旅行先でアクティブに過ごしたい方にもオススメのスポットです。
住所 〒889-2162 宮崎県宮崎市青島
最寄駅などからのアクセス 【車】JR宮崎駅より約25分 【公共交通】JR青島駅より徒歩約10分
電話番号 0985-21-1791(宮崎市観光課)
その他備考など 車は入れないので、青島参道入口周辺の駐車場、またはJR青島駅前駐車場(無料 8:00~17:00)を利用してください。 2-4. 宮崎市フェニックス自然動物園(県央エリア) 写真提供:宮崎県観光協会
宮崎市の北東、一ツ葉海岸の松の丘陵にある「宮崎市フェニックス自然動物園」は、約100種、1,200もの動物が飼育されている動物園です。日本で初めて異なる種類の動物を混合展示した"生態動物園"で、動物たちの色んなイベントを楽しんだり、動物と触れ合ったりすることもできます。
園内は、土日祝限定でゾウとの散歩や記念撮影、そして乗ることもできる「アジアゾウ展示場」~「ゾウさん広場」、ライオンやトラ、キリンの食事風景などが見られる「アフリカ園」、飼育員からチンパンジーについての話を聞ける「チンパンジーの森」、ヤギの大行進が見どころの「こども動物村」といった動物展示に加え、フラミンゴの群れが飛び立つ姿に目を奪われる「フライング・フラミンゴショー」も楽しみのひとつ。また、園内には遊園地もあり、夏には「流れるプールエリア」で遊ぶこともできます。
南国宮崎の名所のひとつ、「フェニックス・シーガイア・リゾート」の施設群近くの立地なので、宮崎へのリゾート旅行のプランのひとつとして組み込んではいかがでしょう。
住所 〒880-0122 宮崎県宮崎市大字塩路字浜山3083-42
最寄駅などからのアクセス 【車】宮崎自動車道 宮崎ICより約20分、東九州自動車道 西都ICより約40分 【公共交通】JR宮崎駅より宮崎交通バスで約35分、「フェニックス自然動物園」バス停下車徒歩約3分、JR日向住吉駅より車で約10分
電話番号 0985-39-1306
営業時間 9:00~17:00(入園は16:30まで)
定休日 毎週水曜日、12月31日
料金 大人(高校生以上)840円、中学生 420円、小学生 310円、未就学児 無料 フローランテ宮崎との共通入園券:大人 900円、小中学生 360円、未就学児 無料
その他備考など 駐車料:乗用車400円 体験プログラムや遊園地、流れるプールエリアなどの利用は公式サイトをご確認ください 2-5. フローランテ宮崎(県央エリア) 写真提供:宮崎県観光協会
宮崎の世界に誇る「花のまちづくりの推進拠点」として、2000年4月に開園した「フローランテ宮崎」。園内には、一年を通して彩り豊かな花々や緑の芝生が広がり、テーマ別のガーデニング見本園やピクニックガーデンなど、市民や観光客がゆっくりくつろぎながら過ごすことのできる場所です。
それぞれの時期にあわせたイベントも多く開催されており、春には、ひな祭りイベントや約60品種10万本のチューリップやバラなど春の花々を楽しめる「フローラル祭」、夏は「みやざきグルメとランタンナイト」が、秋の「フローラル祭」では、コスモスやサルビアが園内を彩ります。また、冬には約100万球の光りが眩く輝くイルミネーションイベントが多くの来場者を魅了します。また、体験プログラムや展示会も随時開催されており、いつ訪れても楽しめることでしょう。
「フローランテ宮崎」は、宮崎市の海岸沿いにある、東京ドーム約85個分の広大な公園「阿波岐原森林公園」の一施設なので、周辺には家族で楽しめる名所が点在し、花壇や遊歩道、展望台などもあるので、公園内を散策して自然を満喫するのも良いですね。
住所 〒880-0836 宮崎市山崎町浜山414-16
最寄駅などからのアクセス 【車】宮崎自動車道 宮崎ICより約15分 【公共交通】JR宮崎駅より宮崎交通バスで約25分 「フローランテ宮崎」バス停下車 徒歩約1分
電話番号 0985-23-1510
営業時間 9:00~17:00 ※イベントにより変更あり
休園日 毎週火曜日(ただし、火曜日が祝日の場合は翌日水曜日)、12月31日 ※イベントにより変更あり
料金 大人 310円、小中学生 150円、未就学児 無料 宮崎市フェニックス動物園との共通入園券:大人 900円、小中学生 360円、未就学児 無料
その他備考など 車イスやベビーカーの貸出しあり(無料) 2-6. 高千穂牧場(県西エリア) 写真提供:宮崎県観光協会
「高千穂牧場」は、霧島連山のふもとにある観光牧場です。牧場内には四季折々の花が彩る花畑の丘が広がり、豊かな自然のなかで育った馬や牛、羊などの動物とのふれあいや体験プログラム、牛舎などの見学を楽しむことができます。
牧場への丘に広がる花畑は、春には桜、夏にはひまわり、秋にはコスモスが美しく咲き、フォトスポットしても人気。牧場では乳しぼり体験が子どもたちの笑顔を誘います。また、乗馬は引き馬や撮影ができるコースも用意。ソーセージやアイスクリーム、バターの手作り体験も親子でチャレンジしてみてくださいね。
牧場見学も楽しみのひとつ。ジャージー牛、ガーンジー牛、ホルスタイン牛の牛舎では搾乳の様子が見られるほか、可愛い子牛の「育成牛舎」、羊たちが顔を揃える「めん羊舎」のほか、牛乳工場やバイオガスプラントも見ることができます。
そして、外せないのが牧場ならではのグルメです。レストランでは焼肉やジンギスカン、開放的なフードコートではサイコロステーキやあつあつのピザが人気。牧場名物のソフトクリームも外せません。牧場の美味しさが詰まったお土産もたくさんあるので、牧場で遊んだ後はショップに立ち寄ってお気に入りを探してみてください。
住所 〒885-0223 宮崎県都城市吉之元町5265番地103
最寄駅などからのアクセス 【車】宮崎自動車道 高原ICより約30分 【公共交通】JR霧島神宮駅より車で約10分
電話番号 0986-33-2102
営業時間 4月~10月 9:00~17:30、11月~3月 9:00~17:00
定休日 不定休
料金 無料
その他備考など 無料駐車場あり 2-7. 焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン(県西エリア) 全国的な知名度を誇る芋焼酎「黒霧島」の製造販売をしている霧島酒造が運営する「焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン」。焼酎の工場見学をはじめ、クラフトビールの醸造施設や焼酎ミュージアム、ピクニックのできるガーデンやグランド・ゴルフコース、レストランまで多くの施設が揃い、一日かけて楽しむことができます。
「焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン」でまず行きたいのは工場見学です。この施設には、霧島焼酎ができるまでの流れを歩きながら楽しめる「KIRISHIMA WALK FACTORY」、焼酎粕のリサイクルプラントを見学できる「KIRISHIMA ECO FACTORY」の二つがあり、「KIRISHIMA WALK FACTORY」では、工場の見学だけでなく、パネル展示や映像などで焼酎造りについて学べるほか、最後には試飲で霧島焼酎を味わうことも。こちらの工場見学は要予約なので、公式サイトよりご予約ください。
工場見学以外にも、焼酎もろみで作ったパンやピザが食べられる「霧の蔵ベーカリー」や霧島のクラフトビールを片手に地元の食材を使った料理が味わえる「霧の蔵ブルワリー」といったレストランや、そのビールやパンなどをテイクアウトして屋外で食べ歩きができる多目的広場、霧島について情報発信している「霧の蔵ミュージアム」、白い砂場の広場「KIRISHIMABEACH PARK」、霧島屈指のパワースポットで国宝にも認定されている「霧島神宮」から分霊を受けた「霧島焼酎神社」など見どころ満載。
「焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン」を思う存分楽しんだ締めくくりには、オリジナルグッズなども揃うショップでお土産を買って、思い出をお裾分けしましょう。
住所 〒885-0093 宮崎県都城市志比田町5480番地
最寄駅などからのアクセス 【車】宮崎自動車道 都城ICより約15分 【公共交通】JR都城駅より車で約10分
電話番号 0986-21-8111
営業時間 営業日や施設によって異なるので公式サイトで確認してください)
定休日 無休(臨時休業あり)
入館料 無料
その他備考など 車イスやベビーカーの貸出しあり(無料) 2-8. サンメッセ日南(県南エリア) 日南海岸を見晴らす小高い丘にならぶ、7体のモヤイ像が印象的な「サンメッセ日南」。「太陽からのメッセージを受けて地球に許される生き方に気づく」をテーマに、地球の平和を願って1998年に設立された公園です。約20ヘクタールある園内には、ひときわ目をひくモヤイ像のほか、「地球感謝の鐘」や「世界昆虫館」、「蝶の地上絵」などもあるので、ゆっくり見て回りましょう。
「サンメッセ日南」の一番の見どころは、やはりモヤイ像です。高さ約5.5mにもおよぶモヤイ像は、世界で初めてイースター島の長老会から許可を受けて完全復刻されたもの。7体のモヤイ像は、向かって右から、学力運・金運・結婚運・地球の平和(夢叶う)・恋愛運・健康運・仕事運にご利益があると言われ、触れば願いが叶うかも。また、モヤイの「モ」は未来、「ヤイ」は生きるという意味があり、その想いを感じながら眺めるとまた違った感情が生まれてきます。背景の青い海と見事に調和した風景を眺めながら、平和に想いを馳せてみてはいかがでしょう。
「サンメッセ日南」には、モヤイ像以外にも見どころがあり、写真映えする場所もたくさん。地上に大きな蝶が描かれた「太陽の丘」、海に向かって漕ぐ大きなブランコ、カラフルな色調の「モアイと海をみるヴォワイアン」など、たくさん撮影しながら回って思い出を残してくださいね。
広い園内をゆっくり散策しながら巡るのも良いですが、丘の上にあるので年配の家族や小さなお子様と一緒なら、ウェルカムプラザでラウンドカーをレンタルして回るのもオススメです。
住所 〒887-0101 宮崎県日南市大字宮浦2650
最寄駅などからのアクセス 【車】宮崎自動車道 宮崎ICより約40分 【公共交通】JR宮崎駅前より宮崎交通にて約1時間20分、「サンメッセ日南」バス停下車、徒歩約15分
電話番号 0987-29-1900
営業時間 9:30~17:00
定休日 毎週水曜日
料金 大人 1,000円、中高生 700円、4歳以上 500円
その他備考など 無料駐車場あり(220台) その他備考など:無料駐車場あり(220台) 売店にて荷物預かりあり(無料) 3. 宮崎までのアクセス 東京から宮崎まで行く方法は、飛行機を利用する方法と、新幹線と在来線を乗り継いで行く方法があります。ただ、新幹線と在来線を利用する場合は最短でも約9時間かかるため、今回は飛行機でのアクセスについて紹介します。
東京からの飛行機は、羽田空港(東京国際空港)から、JAL・ANA・ソラシドエアが就航しており、便数は合計23便あります。フライト時間は約1時間45分です。成田空港からはジェットスターの直行便が1便就航しており、フライト時間は約2時間5分です。料金は成田空港発のジェットスター便が一番安く、片道¥5,580〜となっています。羽田空港利用の場合は、ソラシドエアが¥35,000程度、ANAとJALはフレックスで¥49,870ですがANAのバリューや早割、JALのセイバーやスーパーセイバーなどを利用すると安く搭乗できるので、前もって予定が決まっていれば、早めのご予約をおすすめします。
4. まとめ ここまで宮崎の観光スポットの紹介をしてきました。南国宮崎は冬でも過ごしやすい気候と晴れの日が多いこともあり、旅行先としてとても良い場所です。
新婚旅行のメッカでもある宮崎は、自然も多く美味しいグルメも満載。大切な人との旅行はもちろん、家族連れ、シニアの旅行先としてもピッタリです。
県内の東西南北のエリアにそれぞれ魅力あるスポットが点在し、一日で巡るのは難しいかと思います。この記事を参考に旅行計画を立てて、宮崎を満喫してくださいね。