2-1-1. バスタ新宿 出発
バスタ新宿から「高速バス 尾瀬号(夜行便)」に乗車して出発しました。道中のサービスエリア(SA)で2回ほど休憩が挟まれますが、リクライニングを倒してリラックスしていたため、2回目の休憩時にはすっかり熟睡していました。しっかり睡眠をとって翌朝からの長丁場に備えます。
標高1,400m超に広がる絶景の高層湿原「尾瀬」。
今回はバスタ新宿から発着する直行夜行バス「尾瀬号」を利用し、群馬県・鳩待峠から入山して福島県・沼山峠へと縦断する1泊2日の本格ハイキングを体験してきました。
初夏の尾瀬は天候が変わりやすいですが、虹や見頃を迎えた可憐なミズバショウなど、この時期だけの特別な景色に出会うことができました。
実際のタイムスケジュールや、カフェなどの見晴エリアでの過ごし方、そして雨の日の服装・装備の反省点など、リアルな実走レポートをお届けします!
目次
バスタ新宿から「高速バス 尾瀬号(夜行便)」に乗車して出発しました。道中のサービスエリア(SA)で2回ほど休憩が挟まれますが、リクライニングを倒してリラックスしていたため、2回目の休憩時にはすっかり熟睡していました。しっかり睡眠をとって翌朝からの長丁場に備えます。
― 04:50
目が覚めると、バスは群馬県の尾瀬戸倉に到着していました。バス停の目の前には公衆トイレがあり、すぐに利用できるのがありがたいです。ここから乗り合いバスやタクシーに乗り換えるため、約300歩ほど歩いて鳩待峠行きの乗車券発売所へ向かいます。こちらの乗車券発売所にもお手洗いが併設されていました。自販機も設置されていました。
― 05:30
鳩待峠行きの乗合バスが出発。混雑時には定刻を待たずに臨時便が出発することもあるようですが、私は予定通りの定刻便に乗車し、つづら折りの山道を登っていきました。
― 05:55
予定より10分ほど早く、群馬側の入山口「鳩待峠」に到着しました。現地はあいにくの小雨模様だったため、すぐにレインコートを着込み、しっかりと準備体操を行います。ここにもトイレがあるので、入山前に必ず済ませておきましょう。
なお、飲み物は事前に街で購入して持参するのがおすすめですが、鳩待峠には2025年にオープンした「LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート」があり、そちらの自動販売機で飲み物を調達することも可能でした。
― 06:10
準備を整え、いよいよ鳩待峠を出発します。この日はスニーカーで来てしまったのですが、雨で濡れた木道は想像以上に滑りやすく、歩くのにとても神経を使いました。すれ違うハイカーのほとんどが防水仕様のトレッキングシューズを着用しており、次回尾瀬を訪れる際は絶対にトレッキングシューズを履いてこようと心に誓いました。
慎重に歩みを進めていると、雨上がりならではの嬉しいサプライズが!空に美しい虹がかかっているのを見つけ、憂鬱だった雨模様が一気に楽しい気分へと変わりました。
― 06:50
山の鼻エリアに到着。辺り一面には、ちょうど見頃を迎えたミズバショウが美しく咲き誇っていました。雨の雫をまとった白い花苞は、この時期ならではの風情があります。
― 07:10
山の鼻ビジターセンターを見学。ここには売店などがないため、昨夜コンビニで事前に買っておいたパンで朝食をとりました。尾瀬の公衆トイレはいずれも維持管理のための協力金(100円)が必要となるため、小銭(100円玉)を多めに準備しておくことが必須ルールです。
― 07:50
休憩を終えて見晴エリアへ向けて出発します。
― 08:15
牛首分岐を通過。この辺りから、雨が降ったり晴れ間が見えたりと、山の変わりやすい天候を肌で感じながら進みます。尾瀬ヶ原の広大な景色は、雲の切れ間から光が差すたびに表情を変え、とても幻想的でした。
― 09:00
少しルートを伸ばして、尾瀬ヶ原の北側に位置する「東電小屋」に立ち寄りました。ヨッピ吊橋のすぐ近くに建つ東電小屋は、静かで落ち着いた雰囲気が魅力の山小屋です。立地が素晴らしく、ここから眺める尾瀬の景色は格別。次回尾瀬を訪れる際は、ぜひこの東電小屋に宿泊してみたいと思わせる素敵なスポットでした。
― 09:30
東電小屋を出発し、先へ進みます。
― 10:30
尾瀬ヶ原の終点であり、多くの山小屋が集まる「見晴(みはらし)地区」に到着しました。
― 10:50
まずは「桧枝岐小屋(ひのえまたごや)」の食堂でランチタイム。雨と汗で冷えた身体に、熱々のカレーが染み渡ります。山の中で食べるカレーはなぜこんなにも美味しいのでしょうか。―
― 12:30
食後は少し歩いて「弥四郎小屋」に併設されたカフェへ。なんと尾瀬の山奥で、本格的なコーヒーとチーズケーキをいただくことができます。湿原を眺めながらの贅沢なカフェタイムは、至福のひとときでした。(カフェの前後の14:10頃には、竜宮周辺まで足を伸ばしてのんびりと散策を楽しみました)
― 12:00
ランチとカフェの合間に、本日の宿泊先である「尾瀬小屋」へ立ち寄り、先に荷物を預けて宿泊費の清算を済ませました。
今回は翌日の出発が早朝になるため、小屋の方に相談して翌日の朝食を「お弁当」に変更していただきました。こうした柔軟な対応をしていただけるのも、山小屋ならではの温かい気遣いです。
― 16:00
この日の尾瀬小屋の入浴時間は14:30~18:00。冷えた体を芯から温めることができました。
― 17:00
食堂にて美味しい夕食をいただき、1日の疲れを癒します。
― 17:40
夕食後、日の入りまでの時間は見晴地区の周辺を散歩したり、尾瀬小屋に併設されたお洒落な木製テラスでくつろいだりして過ごしました。暮れゆく尾瀬ヶ原の静けさは、日常の喧騒を忘れさせてくれます。
― 20:00
消灯時間となりました。晴れていれば満天の星空が見えるということで、部屋で夜空を待っていたのですが…歩き疲れたせいか、心地よい布団に入った途端にあっという間に眠りに落ちてしまいました。美しい星空は、次回の尾瀬旅への宿題として取っておくことにします。
― 04:20
早起きして身支度を整えます。
― 04:40
小屋の周辺を早朝散歩しました。辺りは少し明るくなり始め、朝靄(もや)がかかる湿原の奥に、ほんのりとオレンジ色に染まる山々のシルエットが浮かび上がります。静寂に包まれた、息を呑むほど美しい朝の風景を満喫しました。
― 05:20
お世話になった見晴地区を出発します。ここからは尾瀬沼へ向けての山道になります。途中、朽ちた木道や砂利道など少し険しい道もあり、足元に注意しながら進みました。ルート沿いには咲き始めの可憐なミズバショウがたくさん咲いており、疲れを癒してくれます。
― 07:00
水分補給以外はほぼノンストップの早いペースで歩き切り、「沼尻平」に到着しました。ここで朝食休憩をとります。昨日のうちに尾瀬小屋で受け取っておいた「おにぎり弁当」を、沼の景色を眺めながら美味しくいただきました。
― 07:30
沼尻平を出発します。
― 08:10
尾瀬沼の畔を歩き、福島側の拠点となる「尾瀬沼東岸」に到着。ここにはビジターセンターがあり、尾瀬の歴史や生態系について学ぶことができます。ここでトイレ休憩をとり、最後の登りに向けて息を整えます。
― 09:40
ついに福島側の出口「沼山峠休憩所」に到着しました!鳩待峠から尾瀬ヶ原、尾瀬沼を抜ける長大な縦断ルートを無事に踏破です。ここで最後のトイレ休憩を済ませます。
― 10:20
沼山峠休憩所から会津バスに乗車し、帰路につきます。
― 12:40
会津田島駅に到着。
― 13:03
会津田島駅から東武鉄道の「特急リバティ会津136号」に乗車します。乗り心地抜群の特急列車のシートに体を預け、のんびり過ごしました。
― 16:02
無事に浅草駅へ到着。これにて1泊2日の尾瀬縦断の旅は終了です。お疲れ様でした!
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