関東で最多の源泉数はどこ?

関東には魅力的な温泉観光地がたくさんあり、関東圏からはもちろん遠方からも多くの人々が訪れます。箱根・湯河原温泉で有名な神奈川県、草津・伊香保温泉で知られる群馬県にも多くの温泉地がありますが、源泉数が関東トップなのは栃木県ということはご存じでしたか?県内の温泉源泉数は629か所、全国でも10位という多さなのです。
関東随一の温泉王国である栃木県は、異なるさまざまな泉質の温泉があり湯めぐりが楽しめるのもポイントです。
関東北部に位置する栃木県は、世界遺産に登録された日光東照宮や四季を感じる美しい自然、家族みんなで楽しめるレジャー施設が数多くある、魅力あふれるところです。なかでも関東一の源泉数を誇る温泉は純度の高いバリエーション豊富な泉質があり、何度でも訪れても新しい温泉体験ができます。
この記事では栃木県のおすすめの温泉地をご紹介したいと思います。一度は聞いたことのある有名な温泉地から、初めて耳にするようなスポットまでをラインアップしているので、栃木旅行に行く際には参考にしてくださいね。
目次

関東には魅力的な温泉観光地がたくさんあり、関東圏からはもちろん遠方からも多くの人々が訪れます。箱根・湯河原温泉で有名な神奈川県、草津・伊香保温泉で知られる群馬県にも多くの温泉地がありますが、源泉数が関東トップなのは栃木県ということはご存じでしたか?県内の温泉源泉数は629か所、全国でも10位という多さなのです。
関東随一の温泉王国である栃木県は、異なるさまざまな泉質の温泉があり湯めぐりが楽しめるのもポイントです。

栃木県の温泉の魅力は豊富な種類の泉質です。山岳地帯に多く湧き出ている温泉に加え、近年では平野部でも新しい温泉源が開発されているため、常にアップデートされています。
栃木県で最も多い泉質である「単純温泉」は、刺激が少なく柔らかな水質で多くの場合飲むこともできる温泉です。そのほかには保温効果の高い「塩化物泉」、お肌がなめらかになる「炭酸水素塩泉」、傷の治療に良い「硫酸塩泉」など多彩なバリエーションがあり、効能別に温泉を比べて行き先を決めても良さそうです。
また栃木県は歴史ある古い温泉も多いので、温泉がその地で発見された経緯や、温泉文化が根付いて行った時代背景などを知ることで、より一層温泉を楽しめますよ。

栃木県の温泉は、関東圏からもアクセスしやすく気軽に訪れることができます。ここでは栃木を代表する鬼怒川温泉へのアクセス方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
公共交通機関で行く場合、最もリーズナブルに行けるのが普通電車の利用で、東京駅〜鬼怒川温泉駅間を約3時間で移動できます。基本的な乗り換え回数は1〜3回で料金は2,000円前後をみておくとよいでしょう。特急電車「きぬ・けごん・リバティ会津」などに乗車した場合は約2時間で移動、料金は3,000円弱となります。
乗り換えなしを希望の場合は高速バスを利用するのがおすすめです。東京〜鬼怒川温泉駅間の所要時間は約3時間半と電車より長く、運賃は2,500円ほどです。
現地の観光地も回りたいというときは、車で行くのも良いでしょう。東京ICを出発して、川口JCT・宇都宮IC・今市ICを経由して鬼怒川温泉へと向かうルートを利用した場合、片道の高速料金は5,300円ほど。所要時間は約2時間となります。

豊かな泉質に恵まれた栃木県の温泉は、山や湖などの美しい自然に囲まれた「日光エリア」や雄大な那須連山がそびえる「那須エリア」に数多くあります。
古い開湯の歴史がある温泉、知る人ぞ知る秘境の温泉、映画のロケ地として使われた人気の温泉など、それぞれ違う魅力があるので、詳しくご紹介していきます。

首都圏や会津方面からのアクセスが良く、都市型の温泉リゾート地として知られる「鬼怒川温泉」は、全国的にも有名な温泉です。江戸時代は格式の高い僧侶や大名のみが入ることができた「鬼怒川温泉」は、アルカリ性単純温泉の泉質で火傷や神経痛への高い効能でも知られています。新緑・紅葉・雪景色の季節には、自然の美しさに癒されながら温泉を楽しめるのも人気の理由です。
周辺にはテーマパークやレジャー施設もあり、温泉以外の楽しみもたくさんあります。近年は温泉街の南部「小佐越・高徳地区」にも新しい温泉が発見されており、ますます盛り上がりをみせています。

約1200年前に発見されたと伝えられている、古い歴史のある「日光湯元温泉」は、標高約1,500mの場所にある温泉地です。奥日光の湯ノ湖の近くにあるこの温泉は、白根山・温泉岳・三岳に囲まれた静かな立地で、夏の避暑地に適しています。周辺にはキャンプ場があり、冬にはスキー等のウインタースポーツもできるので、温泉とレジャーを組み合わせた旅をしたい方必見です。
泉質は硫化水素泉で皮膚病や肩こりに効くほか、婦人系の病気や美肌への効能も期待できるので、特に女性の方におすすめ。源泉は温泉街の北にあり、温泉小屋から白い蒸気が上がっているのを見ることもできます。巨大な無料足湯施設「あんよの湯」もぜひお試しください。

鬼怒川温泉から北に10kmほど行った場所にある「川治温泉」は、圏内でも有数の湧出量誇る単純温泉の源泉が利用されています。この温泉は、江戸時代に近くを流れる男鹿川の洪水の後発見されたと言われており、当時から傷に効く温泉として多くの湯治客が訪れていました。
川沿いにある宿泊施設の反対側には、レトロな雰囲気の共同浴場があり、穏やかな川のせせらぎの音を聞きながら湯に浸かることができます。渓流沿いにある遊歩道をのんびりと散策していると、昔にタイムスリップしたような非日常感を味わうことができますよ。時間に余裕のある方は、渓谷美を楽しめる「龍王峡」や迫力満点のアーチ式ダム「川治ダム」にも足を運んでください。

1951年に奥日光の日光湯元温泉から引湯をして始まった「中禅寺温泉」は、男体山のふもとの湖畔にあります。いろは坂を登りきった標高約1,250mの高原リゾート地にあるこちらの温泉は、避暑地としても人気の栃木県を代表する観光スポットです。
「中禅寺温泉」の泉質は、神経痛や肩こりに効く硫化水素泉。色は乳白色なのが特徴です。日光湯元温泉の熱湯に近い源泉は、約12kmの距離を中禅寺湖まで移動させる間に適温となります。
日本三大名瀑の「華厳の滝」まで徒歩15分ほどで行けるロケーションなので、温泉を堪能する前に寄ってみるのがおすすめです。雄大な男体山を横目に散策を楽しんだ後は、鏡のように美しい湖畔を眺めながらゆっくりとお湯に浸かりましょう。

「那須湯本温泉」は、那須地方のランドマーク・茶臼岳の山腹にある温泉です。標高2,000m近い場所にあり、630年ごろに那須温泉の始まりと言われる「鹿の湯」が発見されたという古い歴史が伝えられています。「那須湯本温泉」は11の温泉から成る「那須十一湯」と呼ばれる那須温泉郷のなかでも最古といわれていて、歴史を感じる趣のある温泉街が湯泉神社を中心に広がっているのが特徴です。泉質は硫黄泉で、婦人系の病気や神経痛に効能があります。
温泉地の周辺には、雄大な那須連山を一望できる「つつじ吊橋」や、那須高原の絶景パノラマを眼下に見る「那須ロープウェイ」のほか、レジャー施設・牧場といった観光施設も充実しています。

開湯1200年以上の歴史を持つ「塩原温泉」は、栃木県のちょうど真ん中に位置している、各観光地からアクセスしやすい点が人気の温泉です。県北部を流れる箒川の渓谷沿いに連なる11の温泉は「塩原十一湯」と呼ばれていて、約150の源泉から6種類もの泉質の温泉が湧く珍しいスポットでもあります。
主な泉質は塩化物泉ですが、炭酸水素温泉・硫酸塩泉・硫黄泉などもあり、好みのお湯の色や効能を求めて温泉巡りを楽しむのも良いでしょう。近くには日本最長クラスの「紅葉谷大吊橋」をはじめとした塩原の渓谷美を楽しむことができる7つの吊橋や、四季折々の植物を愛でながら散歩ができる散策ルートもたくさんあります。ぜひ温泉と組み合わせて、自然を満喫してくださいね。

画像提供:那須塩原市観光局
約1000年前に発見されたという「板室温泉」は、那須七湯の一つに数えられていています。古くから「下野の薬湯」と呼ばれ、全国から湯治客が訪れる人気の温泉です。那須連山の西側位に位置する「板室温泉」は、標高530mほどの場所にある日光国立公園内にあり、1971年に国民保養温泉地の指定を受けています。
「板室温泉」の主な泉質はアルカリ性単純温泉で、体を芯から温めてくれます。神経痛・打ち身・冷え性・疲労回復などの効果が挙げられていて、保養や休養のため、長期滞在する人も多いそうです。
温泉のある日光国立公園には豊かな自然が織りなすさまざまな景勝地があり、標高約1,200mの「沼ッ原湿原」でのトレッキングや、木の俣渓谷での水遊びといったアウトドアアクティビティもよく知られています。

画像提供:那須塩原市観光局
那須連山の北西部・標高約1,500mの場所にある、徒歩でしか行くことのできない秘湯「三斗小屋温泉」は、栃木県最北端の温泉地です。1143年に発見されたこの温泉地は、明治時代には5軒の旅館がありましたが、現在では2軒のみとなっています。那須岳登山ルートの途中にあるこれらの旅館では電気が自家発電で、夜はランプのみで過ごす非日常感あふれるアナログ体験ができるのが魅力です。
「三斗小屋温泉」の泉質はアルカリ性単純泉で、リウマチ・神経痛・疲労回復に効果があると言われています。近くにある1868年の戊辰戦争の山岳戦が展開された「三斗小屋宿跡」周辺では、大鳥居や石仏・常夜灯などのかつて山岳信仰の登山口として栄えた名残を見られるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

画像提供:さくら市商工観光課
1981年に温泉が湧出した「喜連川温泉」は、栃木県の中央に位置するさくら市にある温泉です。もともと農村地帯だったため、観光客用の温泉街やレジャー施設などはありませんが、豊富な湯量と効能に定評があり県内外から多くの人々が訪れます。
日本三大美肌の湯としてカウントされるこちらの温泉は、硫黄・塩分・鉄分を多く含む弱アルカリ泉が特徴です。皮膚疾患だけでなく神経系の病や女性特有の病気にも良いとされています。
温泉設備のある宿泊施設と日帰り入浴ができる施設があり、県内初の温泉付き道の駅ではお土産を購入するついでに温泉が楽しめるのも嬉しいところ。「喜連川温泉」の周辺では、城下町らしい歴史と伝統あふれる景観が楽しめるので、町歩きもおすすめです。

画像提供:那珂川町観光協会
栃木県の北東部・八溝県立自然公園内にある「馬頭温泉」は、江戸時代に那珂川河川敷内に温泉が湧出したという記述が残されているほど、歴史の深い温泉です。茨城との県境に近い場所にあるこの温泉は、お肌をツルツルにしてくれるアルカリ性単純温泉で、那珂川の清流に面した温泉宿が川沿いに点在しています。多くの温泉が西向きにあり、日暮れどきになると茜色の夕日を見ながら湯に浸かることができるので、「夕焼け温泉郷」とも呼ばれているのです。
「馬頭温泉」の近くにはゴルフ場が数多くあることで知られていますが、那珂川でのアユ釣り・小砂焼の陶芸体験・隈研吾設計の美術館など、さまざまな年齢層が楽しめる観光スポットもあります。ぜひ温泉とセットで楽しんでください。
関東随一の温泉王国・栃木県にある、おすすめの温泉地10か所をご紹介しました。鬼怒川温泉や那須塩原といったメジャーな温泉地以外にも、歴史を感じる名湯がたくさんありましたね。
さまざまな泉質の源泉があるので、少し長めの休暇で温泉巡りをしてみても良さそうです。まとまったお休みが取れない方も東京からのアクセスも良く、週末プチ旅行にもぴったりなので、ぜひ気軽にお出かけください。
この記事を書いた人
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