1. 鹿児島の特徴と歴史
鹿児島県は九州最南部の県で、26の離島を持つ日本有数の離島県でもあります。周囲に広がる太平洋や、桜島や霧島など県内各所に連なる山々、世界遺産の島として知られる屋久島など自然の豊かさが特徴の観光地です。
県内には、明治日本の産業革命遺産として世界文化遺産に登録された歴史的建築物もあり、独自の生態系を保つ「奄美大島」へのツアーや、「与論島」「沖永良部島」のリゾート観光は国内でも高い人気を誇ります。
日本の南の玄関口的な場所に位置する鹿児島県は、古くから海外交流の拠点として繁栄し、中世には種子島にポルトガル船が漂着し、鉄砲とキリスト教が伝来したことでも有名です。また、幕末には積極的に西洋文化を取り入れて近代化を推し進めていった歴史をもちます。
著名な偉人には西郷隆盛や大久保利通、東郷平八郎などの人物がおり、中世近代の日本を作った人物らのゆかりの地でもあります。
2. 鹿児島周辺のおすすめ観光地
鹿児島にはたくさんの離島があるので、観光名所やパワースポットが多い観光地として知られています。
本州南部にある大隅エリアの「雄川の滝」は癒しスポットとして特に有名です。勾配のある遊歩道を歩くトレッキングと、サファイアブルーに光る滝つぼへ落ちる滝の流れを楽しめます。
寺社仏閣では、霧島市にある荘厳な佇まいの「霧島神宮」、フォトジェニックな青い鳥居が特徴の「神徳稲荷神社」、浦島太郎伝説の乙姫を祀る「竜宮神社」などがあります。
離島まで足を伸ばすと、屋久島の大自然を観察できる「縄文杉」、「白谷雲水峡」、「ウィルソン株」や、奄美大島のマングローブ林である「黒潮の森」、沖永良部島にある「日本一のガジュマル」などを観察することが可能です。
3. 鹿児島のお土産情報
鹿児島県のお土産は、名産品のさつまいもを使用したスイーツ、芋焼酎などがメジャーです。また、鹿児島の海で獲れた海産物の加工品や、「鹿児島黒牛」「かごしま黒豚」「さつま地鶏」などの畜産物、黒糖や黒酢を使用したお土産などもあり、お土産の種類も多岐に渡りたくさんあります。人気ブランド銘菓の直営店や、お土産用のギフトセットなどを提供している酒造店、醸造所なども多くあるので、欲しいお土産を購入する際には事前に下調べをしておくことがおすすめです。
4. 鹿児島のおすすめのお土産10選紹介
ここからは、鹿児島で買えるおすすめのお土産を10品ご紹介します。定番の鹿児島スイーツや、鹿児島でしか買えない限定のお菓子、お酒好きの方が喜ぶ鹿児島のおつまみなど、様々なジャンルのお土産をピックアップしたのでぜひチェックしてみてください。
4-1. スイートポテト
鹿児島県は日本屈指のさつまいもの名産地です。さつまいもを使用したお土産はたくさんの種類がありますが、その中でも「スイートポテト」は、鹿児島のお土産では外せない定番のスイーツです。使用するさつまいもにより風味や甘みが異なるので、鹿児島に訪れた際にはスイートポテトの食べ比べなどをしてみてはいかがでしょう。
食べる際には冷蔵庫から取り出し、20分から30分ほど室温(20℃前後)に戻してから頂くのがおすすめです。生地の中のバターが柔らかくなることで、口溶けの良いまろやかな味わいと、さつまいも本来の美味しさを堪能できます。
4-2. かるかん饅頭
「かるかん饅頭」とは、米粉・砂糖・自然薯で作る鹿児島の伝統的な銘菓です。粘り気のある自然薯と、ふんわりとした食感を生む米粉を材料にしているため、通常の饅頭とは異なるモチモチとした食感と、柔らかな歯触りを楽しめます。
中にあるこしあんは固めに炊きあげられており、甘さを控えた素朴で上品な味わいが特徴です。
あんこを使用せず、羊羹のように棒状に形成した「かるかん」とは異なりますので、購入の際は注意してください。
フワフワとした独特の食感と、ほんのりとした甘さのかるかん饅頭は、手土産やお茶うけにぴったりのお土産です。
4-3. あくまき
「あくまき」は木や竹を燃やした灰をもとにできた「灰汁(あく)」をもち米に浸した後に「孟宗竹(もうそうちく)」という竹の皮で包み、灰汁水で数時間煮込んで作られた和菓子です。
関ヶ原の戦いの際に島津義弘が食糧として持参したことが由来とされており、西郷隆盛も西南戦争の際に口にしていたと言われています。このことから、鹿児島では端午の節句(こどもの日)に、男の子がたくましく育つよう願いを込めて、「あくまき」が作られるようになりました。
あくまきは鹿児島のお土産店で手軽に購入でき、食べる際には細かく切り分け、白砂糖やきなこをまぶして食べるのが定番です。
4-4. げたんは
「げたんは」は、鹿児島の米の集荷地であった横川町(現在の霧島市)において、集荷に訪れた人をもてなすお茶うけとして作られたお菓子です。「げたんは」という特徴的な名前は、横川町に訪れた人々の「下駄の歯」が泥にまみれてる様子に似ている事が由来とされており、鹿児島内では庶民のお菓子として幅広く親しまれています。
小麦粉に重曹と黒糖を混ぜて作る焼き菓子で、焼きあがった生地の上に黒糖の蜜をかけて食べるのが一般的です。生地に練り込まれた黒糖の素朴な甘さと、表面のシャリっとした黒糖の食感、しっとりとした口溶けが味わえます。
4-5. さつまいもタルト
さつまいも好きにはたまらない、「さつまいもタルト」は濃厚なさつまいもの旨味を味わえるお芋スイーツです。鹿児島では「安納芋」や「紅はるか」を使った優しい甘みのタルトや、「紅霧島」「紅桜島」といった鹿児島固有のさつまいもを使用した限定タルトも販売されています。
さつまいもタルトの特徴は、サックリとしたタルト生地の食感と、しっとりしたさつまいもクリームの食感を味わえる点です。お土産店では他にも「黄金千貫」「さつま金時」などのブランドさつまいもを使用したタルトが販売されているので、色々なタルトの食べ比べを楽しんでみてはいかがでしょう。
4-6. 薩摩きんつば
和菓子好きの方へのお土産には、鹿児島の銘菓「薩摩きんつば」もおすすめです。過去には鹿児島を訪れた天皇・皇后両陛下に献上したことのある由緒ある郷土菓子で、さつまいもを使用したまろやかな甘さを味わえます。
薩摩きんつばは、さつまいもで作った餡を寒天で固めたものを小麦粉にまぶして焼き上げた和菓子の一種です。薄く付いた小麦粉の衣がふわっと香ばしく、羊羹のようにしっとりとしたさつまいも餡の甘みが口いっぱいに広がります。
鹿児島県内では定番のお土産で、紫芋や安納芋など様々なさつまいもを使用した薩摩きんつばが販売されています。
4-7. 芋焼酎
お酒好きの方へのお土産に、鹿児島県産の「芋焼酎」のプレゼントはいかがでしょう?鹿児島県内では、100を超える酒蔵が焼酎を製造しており、離島の奄美大島や種子島にもたくさんの酒造店があります。
また、酒蔵の直営店にしか流通しないレアな焼酎が買えたり、東京で数万円するプレミアム焼酎が鹿児島県内では数千円で購入できたりするのも嬉しいポイントです。鹿児島県内限定の「鹿児島美人」や「流川」「薩摩維新」「島津藩」などは特に人気のある焼酎なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
4-8. 黒豚みそ
鹿児島県と言えば「黒豚」も有名ですよね。こちらの「黒豚みそ」は、鹿児島県の家庭で伝統的に作られているおかず味噌の一種です。黒豚の肉を細かくカットしたものを薬味と炒め、九州味噌に混ぜ合わせて作るこの黒豚みそは、地域や家庭によって味付けが異なる面白さがあります。
お土産店で販売されている黒豚みそは、甘みを控えた塩気のある味つけがされているため、ご飯のおかずやおつまみ、野菜炒めの味付けなど様々な用途で楽しむことができます。黒豚の旨味と甘み、にんにく・しょうがといった薬味の香りが食欲をそそる、手軽で美味しいおすすめのお土産です。
4-9. かごしま黒豚肉まん
黒豚で作るミンチをたっぷり包んだ「かごしま黒豚肉まん」は、鹿児島グルメで人気の逸品です。黒豚の姿をした可愛らしい見た目が特徴で、2009年に「かごしまの新特産品コンクール」で最優秀賞と県知事賞を受賞したことにより注目されるようになりました。
肉まんは全て手作りで作られており、竹炭を練り込んだ黒い生地にもち米を練り込むことで、他の肉まんでは味わえないもっちりとした食感を生んでいます。黒豚のミンチはジューシーな肉汁がたっぷりと含まれているため、観光の軽食としても人気です。
こちらは鹿児島空港内の売店や、鹿児島中央駅2階のみやげ横丁で購入できます。
4-10. さつまあげ
おでんの具材で定番の「さつまあげ」は、鹿児島県発祥の食材です。中世に中国から伝わった「揚げる」という調理法と、白身魚をすり身にして蒸すかまぼこ作りを合わせて作られたことがきっかけで、その歴史は数百年も昔に遡ると言われています。
鹿児島県内ではお酒のアテとして広く親しまれており、ごぼう、さつまいも、にんじんなどの野菜を混ぜ合わせたさつまあげが人気です。
お土産店やさつまあげ専門店などでは、様々な種類のさつまあげが入ったアソートが販売されています。お酒好きの方へのお土産にぜひ購入してみてはいかがでしょう。
5. まとめ
鹿児島のおすすめお土産10選はいかがでしたか?鹿児島県の名産品であるさつまいも、黒糖を使用した人気のスイーツや、長い歴史を持つ伝統的な和菓子、鹿児島限定のプレミアム焼酎など、様々なジャンルのお土産をご紹介しました。
鹿児島県には、他にもまだまだたくさんのお土産があります。鹿児島県に訪れた際には、鹿児島の観光とお土産選びを心ゆくまで満喫してみてくださいね。