尾瀬の特徴と魅力とは?
本州最大の規模を誇る高層湿原の尾瀬。敷地内には難易度に合わせて様々なハイキングコースが整備されており、初心者から上級者まで毎年多くの人がハイキングや登山を楽しみに訪れています。
ここでは尾瀬の特徴をご説明するとともに、古くから日本人に親しまれてきたその魅力をご紹介します。
多様な動植物を育む自然豊かな湿原。ラムサール条約にも登録されている
尾瀬は、福島県・新潟県・群馬県・栃木県の4県にまたがる高層湿原です。その広さは東西約6km・南北約2kmと本州最大規模。周囲には燧ヶ岳や至仏山をはじめとする2,000m級の山々が聳え立ち、自然豊かで雄大な景色を楽しめる一大景勝地として人気です。
敷地内には難易度に合わせて複数のハイキングコースが整備されており、初心者でも楽しめるところも人気の理由のひとつでしょう。尾瀬の最大の特徴は、多様な植物や生物の宝庫であるということ。尾瀬といえば「夏の思い出」の歌詞に出てくるミズバショウが最も有名ですが、現在までに高等植物だけでも900種類以上が確認されており、その他にも数々の貴重な生き物が生息しています。
その生物の多様性や希少性の高さから1934年には「日光国立公園」の一部として、2007年には「尾瀬国立公園」に指定されており、尾瀬のほとんどは「特別天然記念物」に指定。また「ラムサール条約湿地」にも登録されているため、その保護・保存は厳しく義務付けられています。
様々な植物が四季折々に湿原を彩る景色を楽しめる
尾瀬の魅力は何と言っても、尾瀬ヶ原に代表される湿原の美しさにあります。1年の半分は雪に閉ざされている尾瀬では、5月中旬~下旬の雪解けとともに春がスタート。湿原の至る所にミズバショウが咲き地面を白く染め上げる光景は、尾瀬を代表する風物詩のひとつです。
6月下旬頃になると黄色い花をつけたワタスゲが辺り一面を埋め尽くすほどの白い綿毛に変わり、7~8月上旬頃にはニッコウキスゲやキンコウカの黄色い花が咲き乱れ青々とした湿原に彩りを加えます。
そして9月になると草紅葉が橙色に色付き、エゾリンドウが青い花を咲かせるのを最後に尾瀬の花リレーが終わりを告げ、長い冬の雪景色へと変化していきます。
雄大な山々を背景に多様な草花が四季折々に湿原を彩る景色は、まさに絶景といえるでしょう。湿原内には木道やベンチなどが整備されており、ハイキング初心者でも自分のペースでゆったりと散策を楽しむことができますよ。
東武トップツアーズでしか体験できない、尾瀬の夜行列車の魅力
一般的に、東京から尾瀬までは新幹線(または普通列車)と路線バスまたは高速バスで行くことになります。
仕事終わりに快適に行ける方法をお探しの方には東武トップツアーズのみで発売している『尾瀬夜行23:45』がおすすめ。
曜日限定で浅草発の夜行列車に乗って行けるプランで、2023年は6~10月の期間中、計32日運行しています。ここでは東武トップツアーズでしか体験できない『尾瀬夜行23:45』の魅力を解説します。
仕事終わりに出発し、翌朝にはハイキングを楽しめる
このプランの最大の魅力は、浅草を23:45に出発する夜行列車に乗るので、仕事が終わった後に出発し、翌朝にはハイキングを楽しめること。夜行列車が出発するまでに、一旦家に帰ってシャワーを浴びる時間の余裕があるところもいいですね。
『尾瀬夜行23:45』は金・土曜日限定で運行しており、北千住・新越谷・春日部を経由して3:08に会津高原尾瀬口に到着後、専用バスに乗って最終目的地の尾瀬沼山峠には6:10に到着します。
夜間に移動して早朝からハイキングをスタートできるので、日中の明るい時間を最大限に活用できますよ。
快適な夜行列車で移動も楽々
500系3両編成の特急列車「リバティ」で快適に移動できるのも魅力のひとつ。座席はリクライニング可能なので、移動中も楽な姿勢で仮眠を取れますよ。
また全車両禁煙で、各座席にコンセント設置。無料Wi-Fiも使えるのでスマホやパソコンなどの使用も問題なく行えます。
列車は3時過ぎには会津高原尾瀬口に到着しますが、専用バスに乗り換える時間まで、40分ほどそのまま列車内で仮眠することができます。
土曜日発限定ですが、隣の座席を気にすることなく過ごせる「ゆったり2座席利用プラン」がおすすめ!少しでも移動中のストレスを減らしたい方は、座席が広いこちらのプランを選びましょう。
日程によっては出発日の3日前まで受付可能
『尾瀬夜行23:45』は基本的に出発の7日前までの受け付けとなりますが、出発日によっては3日前まで受け付けを行っている場合があります。
ギリギリまで予定が分からないという方はもちろん、思い立った時に予約して弾丸旅行のように楽しみたい方や、天気を見てから予約したい方にもおすすめといえます。
なお、現在のところ10月出発の販売予定はなく、8~9月出発の土曜日(8/26・9/2・9/9)のいずれかの日程が対象です。
初心者向け。尾瀬に行く場合の東武トップツアーズからのアドバイス
ここからは初心者向けに、尾瀬での時間を快適なものにするためのアドバイスをお伝えします。
また、国の特別天然記念物でもある尾瀬には大切な自然環境保護のために訪れる人々が守るべきルールやマナーが設けられているので、訪れる際はそれらもきちんと確認しておきたいところ。
ここでは注意点もあわせてお伝えするので、必ずチェックしてくださいね。
登山に適した格好で訪れよう。疲れにくい歩き方を心がけるのも大切!
尾瀬を楽しむためには、適切な服装や装備で行くのが大切です。尾瀬は標高1,400m前後に湿原が広がり、気温が低く紫外線が強いので、夏でも長袖・長ズボンが基本。汗冷えを防ぐ速乾性の機能肌着に動きやすいシャツやズボンを合わせた登山向きの恰好が理想です。
また、尾瀬は雨が降ることも多いので、雨具も必須アイテム。傘は手が塞がって危険なので、上下に分かれたレインコートを用意しましょう。
晴れた日なら普段から履き慣れたスニーカーなどの歩きやすい靴でも問題ありませんが、雨などで木道が濡れて滑りやすいことが多いため、足首が守られるミドルカットやハイカットのハイキングシューズをおすすめします。
その他にも帽子や手袋、フリースなどがあれば、紫外線対策や防寒に役立ちますよ。
歩き方にも気を付けよう!
ハイキング初心者は「歩き方」にも注意しましょう。自分の体力でコースを歩き切れるペースを守りながら小さな歩幅で歩くのがコツで、普段歩き慣れていないならトレッキングポールで歩行の補助をするのもおすすめ。
「50分歩いたら10分間の休憩」を目安に、適宜身体を休ませながら無理のない範囲で行ってくださいね。
尾瀬入山時の注意点々
ここでは尾瀬入山時に守るべき注意点をいくつかお伝えします。尾瀬の自然を守るために大切なことなので、必ず目を通しておきましょう。
●湿原には絶対に立ち入らない
湿原は一度踏まれると回復するまでに長い年月を要するため、絶対に木道や登山道から外れて湿原内に立ち入らないようにしてください。カメラの三脚を立てるのもNGです。
●動植物など湿原内にあるものは持ち帰らない
国の特別天然記念物に指定されている尾瀬では、生態系維持のための規制があり、昆虫や植物の採集は禁じられています。落ちた木の枝や落ち葉、石などを拾うのもNGなので、何も持ち帰らないようにしましょう。
●移入植物の侵入を防ぐ
湿原内に外部からの植物が侵入すると、元々生育していた植物が衰退してしまう恐れがあります。靴に付いた土に植物の種子が付着していてうっかり持ち込んでしまったということがないよう、登山口に置いてあるマットでしっかり靴の泥などを落としてから入山しましょう。
●ゴミは各自で持ち帰る
尾瀬にはゴミ箱がないので、弁当の空容器やペットボトルなどのハイキング中に出たゴミはすべて各自で持ち帰りましょう。湿原にポイ捨てするのはもってのほかです。また、歩行中の喫煙も禁止されています。
●木道は右側通行・登山道は登り優先
尾瀬の木道は右側通行がルールなので、対向者とすれ違う時は右側に避けるようにしましょう。登山道では登り優先です。また、すれ違う時に挨拶を心がけるのもマナーのひとつです。
●トレッキングポールにはキャップを付ける
トレッキングポールを使用する場合は、ポールの先端で植物や木道などを傷付けないように必ずキャップを付けてください。なお、キャップを付けていても湿原にポールを突くのはNGです。
●公衆トイレはチップ制。正しく使おう
用を足す際は必ず公衆トイレを使い、後で使う人のためにもきれいに利用することを心がけましょう。尾瀬の環境を維持管理するため、1回100円程度の協力金も忘れずに。
●ペット同伴はNG
尾瀬に生息する野生動物の脅威となったり、伝染病などを伝搬したりする恐れもあるので、ペットの持ち込みは禁止されています。ケージでの持ち込みもNGですよ。
●野生動物に餌を与えない
尾瀬にはオコジョなどの小動物をはじめ様々な野生動物が生息していますが、可愛いからといって持っている食べ物を与えないでください。餌をもらうことに慣れて自分で餌を探せなくなったり、病気にかかりやすくなったりする原因になります。
まとめ
今回は東武トップツアーズがご用意している『尾瀬夜行23:45』の魅力をご紹介するとともに、初めて尾瀬に行くという方向けにアドバイスや注意点などをお伝えしました。
最も定番の尾瀬ヶ原を周るハイキングコースだとおよそ6時間かかるので、できれば朝の早いうちから開始したいところ。『尾瀬夜行23:45』なら夜間の移動で翌朝には尾瀬に到着しており、移動中も快適です。
ぜひこの機会に利用して、尾瀬の魅力に触れてくださいね。
この記事を書いた人
東武トップツアーズ編集部
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